「【君たちはどう生きるか】じゃなくて【ジブリはどうなるか】に改名しろ」
※この映画のキャラやストーリーが好きな人はこの記事を読むことをオススメしません。
【目次】
1.あらすじ
2.個人の感想その1
「眞人が不気味」
3.個人の感想その2
「夏子が気持ち悪い」
4.個人の感想その3
「宮崎駿から見た今後のジブリ」
5.費用対効果
6.まとめ
【1.あらすじ(を書くとしたらこんなん)】
主人公「眞人(マヒト)」は、戦時中の大火事により実母を失い心にトラウマを抱えてしまう。そんななか、父とともに夏子(実母の妹)の住む田舎へ引っ越しをすることになるが、そこで、謎多き「しゃべる青サギ」と出会う。
青サギは執拗に眞人を「不気味な塔」の中へ誘おうとするが、その塔は大昔に眞人の祖先が建てたものであり、重大な秘密が隠されていた!
そんなある日、妊娠中の夏子が塔の中へ入ってしまい、眞人とキリコ(お婆ちゃん)が夏子を助けるために塔へ足を踏み入れるが、そこで「死と生のセカイ」に引きずりこまれてしまう。
さあ、眞人とキリコは無事に夏子を連れて元の世界に帰ってこれるのか!?そして塔の正体に迫るが…!?
【2.個人の感想その1】
「眞人が不気味」
この不気味さ、嫌いじゃないしむしろこういう主人公の方が好き!
今まで宮崎駿が描く男主人公や主要男キャラは「正義感溢れる、素直で明るくて、芯がある」みたいなキャラが多いイメージだったから、眞人みたいに「本音を隠す、嘘つきな、警戒心が強い、共感しにくい」キャラは新鮮だった。
眞人は不気味だ。
「無理して礼儀正しくしてまぁす!!」感を出し、周りの人間(とくに夏子)と距離をとったり、いじめを誇張するために「自分自身で石で頭を殴打」したり、人が作ってくれた食事に「不味いです…」と言ったり、、、。
もうここまで来たら宮崎駿は「万人受けするジブリの男キャラ」を描きたいのではなく、「宮崎駿の描きたかった男キャラ」を描いたんだな~と思った。「最後の作品くらい好きなキャラを描かせてくれ」という心情から産まれたのが「眞人」なのだろうか、、、。
【3.個人の感想その2】
「夏子が気持ち悪い」
当時の男女思想なのか知らんけど、夏子(実母の妹)が姉が死んだからってその夫(勝一)とイチャコラおせっせして子供まで授かるとかドン引きなんだけど、、、。
眞人に勝一とデキていることを(計算なのか)悟らせるところと、眞人に対しても「女の色気」を隠さないことろが気持ち悪すぎて無理だった。
夏子の立ち振舞いを丁寧に作画しているのは、夏子が「お上品なお嬢様」だということを表現したかったのだろうが、姉の婚約者を寝とったという背景と合わさって、より「気持ち悪い女」という印象が強まった。
結局ラストまで、夏子というキャラクターの好感度は上がらなかった、、、。
【3.個人の感想その3】※ネタバレあり
「宮崎駿から見た今後のジブリ」
私は、「謎の塔」はジブリスタジオそのものだと思う。
ネットで散々考察されているが、そこでも「塔はジブリスタジオの暗喩」だという声が多かった。
なので、この記事では「塔=ジブリスタジオ」として感想を述べていく!
塔の中の世界にいた大量の小さな白い妖精みたいなものは「ジブリの新入社員」とみた(違ったらめんご)。
何故なら、彼らが天へ登ると現実世界に命が産まれると言われており、これは「新入社員が階級を登り詰めてベテランに成長し、世の中に作品を産み出す」という暗喩なのではないかと考察したからである。さらに、天へ登る途中で彼らの何匹かはペリカン(?)に喰われるというのが、「挫折してジブリを退社する新入社員」を表しているように見えた。
塔の創設者の大叔父様はおそらく「宮崎駿自身」だろう。
大叔父様が積み上げてきた13個の積木は「これまで宮崎駿が制作したジブリ作品」で、もうすぐこの積木が崩れそうだという。だから眞人に「積木を足してバランスを保つ役目」を継がせようとしてきた。この眞人が「ジブリスタジオ」なのか「宮崎五郎」なのか「宮崎駿」なのか曖昧だった。
しかし、物語では積木は崩れ、世界は崩壊してしまう。眞人は「塔の中での記憶」と夏子とともに元の世界へ戻ってくるのだが、ここで、眞人は「私たち観客自身なのでは?」という仮説も浮かんできた。
塔(映画館)の中で世界(作品)を見て記憶(思い出)として持ち帰る、、、てきな?
しかしこの作品の不思議な点は、そもそもストーリーを考察しようという意欲も失せるほど、「全体的に何が言いたいのか訳が分からない」とこだ。
作ってる本人すら何がしたいのか分かってないんじゃないか?ってくらい意味が分からない。
そしてこういうタイプの映画のダルいところは、マウントを取ることしか生きがいのない考察厨が沸きやすいところだ。
【5.費用対効果】
鑑賞料金¥2,000に対して費用対効果は、、、
¥1,000
5割満足。可もなく不可もなし。
そもそも意味わからん映画だから何も感じなかった。
【6.まとめ】
とにかく画面が豪華で綺麗なので、その点では観る価値あり!
キャラやストーリーを重要視しなければ誰でも気軽に観れます!!
考察のしすぎで頭痛を起こす人が多い作品なので、鑑賞する時はくれぐれも注意してね!!
