「ミステリーよりもホラーが強い」
「オリエント急行殺人事件」、「ナイル殺人事件」に続く、アガサ・クリスティ原作のミステリー「ベネチアの亡霊」(原題 A Haunting in Venice)が映画化!ケネス・ブラナーが主演も監督もつとめる水上都市ベネチアが舞台のホラーミステリー!!
※ミステリーなので犯人のネタバレはしません。
【目次】
1.あらすじ
2.個人の感想その1
「ジャンプスケアがウザイ」
3.個人の感想その2
「犯人の動機に納得いかない」
4.個人の感想その3
「カット割りが好き」
5.費用対効果
6.まとめ
【1.あらすじ(を書くとしたらこんなん)】
世界一の名探偵だった「エルキュール・ポアロ」は水上都市ベネチアにて優雅な隠居生活を送っていた。そんなある日、旧友のオリヴァ(ミステリー作家)がポアロの元に訪ねてくる。
内容は、ハロウィーンの日にとある屋敷にて怪しげな降霊会が開催されるので一緒に参加しないか?というものであった。
霊的存在を信じていないポアロは渋々「降霊会」に赴くが、そこに集まる参加者は訳ありばかり。そんな中、最初の犠牲者が出るが犯人は参加者の中にいるのか、あるいは降霊術によって呼ばれた「ソレ」なのか、、、?
【2.個人の感想その1】
「ジャンプスケアがウザイ」
(ジャンプスケアとは→予想外で唐突な爆音等により驚かせるホラー演出の一種。ビックリ演出。)
作中で娘(アリシア)が飼っていた小鳥が度々鳴くシーンがあるのだが、それで驚かそうとしているのかとにかく鳴き声がバカでかくてウザかった。それと、ポアロが洗面台で手を洗おうとした時に背後に少女の霊が出現するシーンも無駄に音がデカイ。豪雨の中、稲妻の光に照らされた骸骨のシーンも「ドカーン!!(爆音)」みたいな、「ビックリしただろ~?」ていう見え透けたホラー演出が多くて、「観客なめてんのかよ」と思ってしまった、、、。
【3.個人の感想その2】
「犯人の動機に納得いかない」
ミステリーもので犯人の正体を考察するとき、「殺人の動機」「被害者との関係」「犯行の証拠・トリック」等から犯人を推測する。
それはあくまで、犯人はある程度精神が安定していて、思考回路がキチ◯イでないことが条件だと思う。(いや、殺人を起こす時点でキチ◯イなんだが…それとは違う、、、)
なんというか、犯人を知っている人には分かると思うが、まさかそんな理由だけで◯◯(最初の死者)を(半分事故で)殺すとか犯人が精神異常者でなければ、殺害動機としては無理やりすぎないか…?と感じてしまう。
ポアロが犯人の正体を暴く推理シーンも、なんだか上手いことキレイに行きすぎてないか?と思ってしまった。
【4.個人の感想その3】
「カット割りが好き」
水上都市ベネチアの綺麗な水色から始まり、ラストもベネチアの町並みを上空から見下ろして終わる。ストーリーでは、屋敷での不気味なシーンとか豪雨雷雨の荒れたシーンの連続なので、始まりと終わり(締め)でベネチアの絶景が写されると「ギャップ」がでてよりベネチアの景色が美しくみえるのが不思議だ。
犯人の不可解な行動をさりげなく写したり、インチキ霊媒師の椅子がグルグル回るところとか、ホラー要素があるからといって画面の色味を暗くしすぎないところとか、この作品のレベルは撮影スタッフの技量にかかってるんだろう(どの作品にも言えるが、この映画は特に)。
【5.費用対効果】
鑑賞料金¥2,000に対して費用対効果は、、、
¥1,500
ミステリーとしては、しっくり感が足りないし、ホラーとしては中途半端な印象でしたが
全体的なストーリーは綺麗に仕上がっているので良作でしたね!!
【6.まとめ】
ホラー初心者にもミステリー初心者にもオススメ!!分かりやすいストーリーに、テンポよく様々な景色に移り変わるカメラワークは観ていて飽きません!暇潰しに観るのにピッタリな作品です!
