【ひび】

アスファルトを歩いていたら
たくさんのヒビに気が付いた

下を見て歩くわたし
足元見て歩くわたし

景色が色褪せた
視界がすべて色褪せた


色を求め
空を見上げれば
厚い雲が覆っている


脳みそのシワが
アスファルトのヒビのようにあったなら
あの雲が消えるだろうか

小さな雲なら
簡単に消せるけれど
厚く覆ったあの雲は消えてくれるだろうか


ヒビが描く
小さな檻に世界を作ってしまったか

ヒビが描く
不規則な模様に美しいレースを重ねたか


地球がベールを被ったように
アスファルトのヒビはうっすら続く


気にならなくなるまで
うっすらと


引き返した道は暗く
アスファルトのヒビは見えなかった

ヒビが描く
小さな檻も
ヒビが描く
不規則な模様も


今や何も見えない暗やみに
安堵のため息が白く出る


何も見えない暗やみに
前のみ見て歩いてこれた

本当にアスファルトを歩いているのか
わからないくらい
前のみ見て歩いてこれた



地べたもソラも
わたしの手には入らない
地べたもソラも
気宇を表す道しるべ


前のみ見てたら
家着いた


___________
無駄に長くなってしまった汗

情景と連想ゲームなだけだから意味もないし。

ダラダラと、言葉を積んだ詩もどきにすぎないけど、書きたかったので許してくださいませ。