いやあ、春です。
今日、千葉あたりは雨です。
ひどい降りというわけではなく、
曇天の空から、時折雨粒がパラパラっと来る
そういう感じの雨です。
ウィンドブレーカーでは汗になる。
半そでTシャツにパーカーで丁度良いくらい。
それでもちょっと歩くと汗ばむ感じです。
これは、もう、春です。



春というと、一億総白痴化と騒がれた時代の申し子のようなテレビっ子ですので、真っ先に浮かぶのが化粧品のCMであります。
資生堂、カネボウ、コーセーとおおどころ三社がいっせいに色物の新色を取り揃え新卒社会人に猛チャージをかけるという時代でした。
最近、カネボウだったか、チラっとそんなCMを見かけた気もします。



私は、数ある化粧品CMの中では、資生堂の1975年春のCMのマイティー・ルエロンさんがダントツ一位で好きです。
次が僅か鼻の差で、セイラ・ロウエルさんですね。



実際のところ、毎週聞いていたダイヤトーンポップスベストテンでず~とお世話になっておりましたので。。。声もまたいいんです。



もちろん、初代の、シリア・ポールさんの時代から聴いておりました。シリア・ポールさんといえば、子供心にしみこんでいるのがコメディアン、東京ぼん太MCの番組『世界びっくりアワー』でアシスタントを勤めておられたのであり、FM番組の前からず~っとなじんでいたわけです。これはもう運命としか思えないといわけです。



春を感じた1973年5月の中学生。絶対彼女にしたかったのがあべ静江。古典の先生が新幹線で偶然隣り合わせ、手相を見たの、細くて柔らかな掌だったとか、とにかく美人だったとか言いやがるからだった。。。



しかし、少年の心は移ろいやすく、ほどなく、西洋の美人モデルや、ブロンドの美人歌手やアメリカドラマのヒロインへとその関心は移るのだった。



卒業式がなくなって、入学式がなくなって、新学期の開始は延期されどうなることやら、このコロナ騒ぎ。。それでも春は春。