ろろんの避難所ぶろぐ -8ページ目

ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



叩きつけられた、アトラスの巨大なこん棒。


その音は大きく響き渡り、大地を震わせました。




そんな中、姫が耳にした、









ゴキッ









という鈍い音。










次の瞬間姫が目にしたのは、床にうつ伏せに倒れこむ

しばしばの姿でした。






「し、しばしばあああああああ!!!!!」






姫の呼び声に、反応はありませんでした。







「いやああああああああ!!!!!」








大きな悲鳴と共に、姫の瞳から溢れ出す涙。

溢れ出すというよりも、噴き出すと言ったほうが正しいでしょう。







アトラスは、動かなくなったしばしばをしばらく見つめ、

「やれやれ」と言った表情で、ゆっくりと姫に近づいて行きます。





「い、嫌っ・・・。来ないで・・・」





先ほどまでとは、まったく逆の立場。

姫は目の前で起こった惨劇に、泣きながら立ち尽くすだけでした。












徐々に距離を詰めるアトラス。


















そして次の瞬間・・・。






















ズガガガガッ!!!






閃光と共にアトラスに放たれた「技」。





「ゴホッ!・・・っく姫様っ!!ご無事ですかっ?!」





一呼吸おき、アトラスの体から噴き出す血。

不意を突かれたアトラスは膝をつき、地鳴りのような声を上げます。




「キータっ!!し、しばしばが!しばしばがっ!!」




姫の涙声でしばしばを横目で確認するキータ。




「くっ・・・。あの阿呆がっ!!」



そこへ少し遅れてオレンジが駆けつけます。



「姫さん!大丈夫ですか!!」


「オ、オレンジさん?!」


「オレンジ殿!しばしばを頼む!」


「キータさん!そんな体で無理をしては・・・!」








「浅かったか・・・」




キータの顔からは、滝のように汗が。




本調子ではないキータの「技」は、

アトラスに止めを刺すには至りませんでした。





やがて立ち上がるアトラス。





キータの全身を襲う寒気。手は震え、満足に刀を握ることすら

できないほど、病状は悪化していました。





その間しばしばの状態を確認するオレンジ。

その時わずかに、しばしばの指が動くのを確認します。

すぐさまオレンジは、刀を手に取りキータの元へ駆け寄りました。











「オ、オレンジ殿!下がってください!」


「私だって自分の身を守るぐらいのウデはあります!

  冷静に状況を判断してください!

  まずは姫さんを逃がすのです!」




「ああ・・・あ・・・あああ・・・」




姫にはもう、逃げる気力もありませんでした。

そしてキータは、突然の目まいに襲われます。





「くっ・・・」









その瞬間を、アトラスは見逃しませんでした。









キータに勢いよく迫る、巨大な足。







「ぐ・・・はっ!」






アトラスの蹴りの直撃を受けたキータは、

壁まで飛ばされ、ピクリとも動かなくなってしまいました。






「い、嫌っ・・・」



「姫さん!逃げてください!!」




そしてオレンジに向けて振り上げられるこん棒。







「あ・・・」












「いやあああああああああああああ!!!!」


続く☆




次↓

http://ameblo.jp/rorondqx/entry-12112235530.html