ろろんの避難所ぶろぐ -37ページ目

ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



マルクスエルと名乗る男性と共に、ガタラまでやってきたミン。

遠出するのは初めてのミンにとって、何もかもが新鮮でした。




「ほら、ミンちゃん。走ったら危ないよ」



「♪~」



そして2人は、ガタラの町の出入り口に到着します。




「さてミンちゃん。僕が一緒に行けるのはここまでだ。

  後はさっき説明した通りに進めば、ザグバンに

  行く事が出来るからね」



ミンは「ありがとう」と口を動かします。



「お礼なんて必要ないよ^^

  ただ、ここから先はモンスターも出るから、

  十分に気を付けてね」



ミンはこくこくとうなずきました。



「じゃあ最後に、おまじないをかけてあげるからね」



そう言うとマルクスエルは、ミンの前にひざまずき、

目をつぶってミンの頭を撫でました。



「よし、これでミンちゃんの所にモンスターは近寄ってこない。

  安心して進むんだ」












「雨はすぐ止むと思うからね。気を付けて行くんだよー」



ミンは名残惜しく、いつまでも手を振っていました。

暫くして、ミンは夜の闇へと消えて行きました。



















「・・・本当は、一緒について行ってあげたいんだけどね」








雨は止み、辺りは静寂に包まれます。

かすかに聞こえる虫の声。

周囲に魔物の気配はありませんでした。








その時一陣の風が吹き、草木が激しくざわめきました。

虫の音は、ピタリと止みます。












そしてマルクスエルは、つぶやきました。


































































「目の前で子供が殺されるのは、僕の趣味じゃないからね」












































「・・・行ったか」



「ええ^^」











マルクスエルの後ろには、以前姫様の元に現れた女性の姿がありました。



「しかし、おまじないとはな。名演技っぷりだったぞ、誘拐犯様」



「ベルの書いたシナリオに、少しだけ付け加えさせてもらったよ」



「まぁいいさ。後は追っ手が来るのを待つとするか」



「それにしてもすごいなぁ。辺りからまったく魔物の気配がない」



「まぁ、これぐらいならな。言い聞かせるのは容易いものだ」



「・・・なぁベル。なんでわざわざこんな面倒な事をするんだい?

  僕だったら、もっと簡単に済ませるんだけど」




ベルと呼ばれている女性は、無表情のまま言いました。




「ただ殺すだけなら簡単だがな。それでは面白味がないだろう?

  最高の料理を頂くためには、それなりの準備が必要と言うことだ」



「相変わらず、いい趣味してるよね^^」



「フン・・・」







「ここから先は、僕にとっては苦手なシーンになるわけだ。

  悪いけど、ここで御暇させてもらうよ」



「次の手筈は整っているんだろうな?」



「まぁ、一応ね。上手く行くかは、彼次第だけどね」



「・・・」



「じゃあ、続きは頼んだよ。美味しい料理になるといいね^^」



そう言うと、マルクスエルはルーラストーンで飛び立ちました。

ベルと呼ばれた女性は、両手剣を背中に担ぎます。




「・・・さて。楽しませてもらおうか」


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