ろろんの避難所ぶろぐ -34ページ目

ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



                                                        
「(さて、どうしたものか・・・)」



武器を構え、微動だにしない2人。

暫く硬直状態が続きます。





先に口を開いたのは、チアぼうのほうでした。




「・・・どうやら時間稼ぎ、って所かな」



「・・・」



「返事がないのは、図星って事でいいのかい?」



「・・・おしゃべりな男だな」



「ふふ・・・。姫の行った先に、何者かが

  待ち構えているんだね」



「・・・」



「そして他の兵は、城に向かって・・・といった所かな」







ベルリオーズの眉がピクッと動きます。


チアぼうは話を続けます。






「キータがいないのは調べたみたいだね。

  しばしばも何処かへ飛ばされてしまった」




「・・・」




「私も此処に居るわけだし、上手い事戦力を

  分散させられてしまった」





チアぼうは続けます。






「確かに今城は手薄になっている。でもキミは、

  あの方に勝てると思っているのかい?」




「・・・カピじいか」




ベルリオーズは口を開きます。




「うん。私たち城の者が束になっても

  あの方1人の戦力には到底及ばないんだよ?」




「・・・やってみなければ分からないだろう」




「そうかもしれない。でもね・・・」
















「今城に残っている者たちだって、いざとなれば

  命に代えても城を護るさ」




「雑魚が集まった所で何になる?」




「あまり甘く見ないほうがいいよ。

  窮鼠猫を噛むと言うことわざもあるしね」




「フン・・・」














「それに・・・。私も本来は城を護る身。どうやら図星のようだし、

  キミの相手をしている暇はちょっとなさそうかな」




「・・・どうするつもりだ?」




「いいかい?キミの敗因を教えておこう。まずは獲物の差。

  キミがその巨大な剣で、渾身の一撃を入れて来たとしよう」





そう言うと、チアぼうは刀を左手に持ち替えました。







「私ならその間に、キミに三撃は入れられる。でもね・・・」









チアぼうは腰を深く落とし、右手を前に突き出します。
















「キミを倒すには一撃あれば十分なんだよ」








刀を持つ左手を後ろに引き、刃を地面に水平に構えます。























「・・・一番の敗因は対戦相手が私、という所かな」














チアぼうの目つきが変わりました。




途端に張り詰める空気。




2人は一定の距離を保ったまま、睨み合います。
























1分とも1時間とも取れる時間の後・・・。
















「チッ。・・・しらけた」









先に痺れを切らしたのは、ベルリオーズの方でした。

両手剣を背負い、懐から何かを取り出します。




「作戦変更だ・・・」









そう言うと、ベルリオーズはルーラストーンで飛び立ちました。


途端にその場に座り込むチアぼう。









「はは・・・。腰が抜けてしまった。何なんだあの殺気は・・・」





夜空を見上げ、大きくため息をつきます。




「しばらく動けそうにないかな。でも、もう少し調べておこう」

  
















★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★



















「・・・とりあえず状況がよく分からないけど、

  しの様がいないってことは、無事逃げられたのかな?」







































「完全に俺、時間稼ぎ要員だよな・・・これ」












そう言うとしばしばは、上着を脱ぎ捨てました。




























「ナメた真似しやがったなぁ!あの女ァ!

  姫ェ!すぐ助けに行くからなああああああ!!!」

次↓

http://ameblo.jp/rorondqx/entry-12112144935.html