ろろんの避難所ぶろぐ -28ページ目

ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



この日は姫様の快気祝いと称して、宴が開かれました。


「ぎゃはははは!飲めぇ!歌えぇ!!」

「ミンちゃん!もっとこう!こんな感じかも!」

「♪」

「見て見て!俺もっと脱いじゃうよ!」

「さすがしばしば。いい体をしている」

「あんたじゃねぇ!!」

「みんなー!もっとどんどん飲んでー!」

「ポテト様、私に勝とうなんて100年早いですわ…」

「Zzz…」

ミンは城の者たちともすぐに馴染み、
大はしゃぎで宴を楽しみました。

「ほいほーい!歌いまーす♪」

「いいぞいいぞー!」

「聴いて下さい!メエタンの歌!!」


酔い潰れていたポテトは、はっと目を覚まし、
厠へと向かいました。

「・・・さすがに下戸には、あの方々に付き合うのは
  無理と言うものですな」

がっくりと肩を落とし戻ってみると、
階段の所にいるしのぶれどに気づきます。

「こちらにおられましたか」

「少し飲み過ぎてしまったので…。へへ…w」

「私はどうもああいった席は苦手ですな…」











「少しお話聞いて下さいますか?」

「何でしょう?」

「姫様を助けた日の事なのですが」

「ほう」

「姫様の元へ辿り着いた時には、姫様は気絶していて
  傍に寄り添いながら泣きじゃくるミンちゃんがいました」

「サーマリの橋の前でしたな」

「はい。私の顔を見て安心したのか、ミンちゃんは
  その後すぐに気絶してしまったわけですけど…」

「しのぶれど殿が2人を担いで連れてきた時は、
  それはそれは驚きましたぞ」

「あの時は私も無我夢中でした><もう少し助けるのが遅かったら…」

「それはオレンジ殿も言ってましたな。
  さすがしのぶれど殿、と言った所ですな」

「違うんです!サーマリ高原についた時、私は確かに聞いたんです」

「?」

「助けて!誰か来て!と言う悲痛な声を」

「…ふむ。その場所には、姫とミンちゃんしか
  おられなかったのですよね?」

「はい…」

ポテトはにっこりと笑って言いました。

「ならばその声は、しのぶれど殿が思っている通りの事だと思いますぞ」

「でも…」

「ええ。今でも彼女は、声が出ないままなのは誰もが知っている事実。
  私がこんな現実味のない話をするのもあれですが…。
  姫を助けたいという強い想いが、しのぶれど殿に届いたのですな」

「ポテト様からそんな事が聞けるなんてw」

「少し酔っているのかもしれません。皆には言わぬよう…」

「はい^^」

「しかし、その話を聞いて少し希望が出ましたな。
  一生声が出ないとなれば、不憫だと思っていましたが」

「ゆっくり時間をかければ、きっと大丈夫ですね^^」

「ですな…。そのためにも私どもが、しっかり
  面倒を見てあげないといけませんぞ」

「お安い御用ですwそれと…」

「何でしょう?」

「ポテト様は少し酔われていたほうが、素敵かもしれませんw」

「な、急に何を言い出すかと思えば!」

「へへw」



「じゃあ次はポテ地蔵の真似しまーすw
  こらーっ!姫ーっ!ブッフーww私ってば上手すぎw」


姫様の声を聞いて、ポテトは立ち上がりました。

「さて、どうやら姫も羽目を外しすぎている様子。
  少々お灸をすえるとしますか」

「行ってらっしゃいませ^^」

  

「こらーーっ!姫えーーっ!」

「ぎゃあーー!本物きたーー!w」






城の者は皆大いに騒ぎ、宴を楽しみました。


そして夜が明けた!



★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★




「ポテ地蔵~。お勉強しよー?」

「!」

「何よその顔…」

「ひ、姫の口からそんな言葉が出るとは…」

「何よ、大袈裟だなぁ」

「私は嬉しくて…涙が…」

「ほら!ミンちゃんも待ってるんだから早く!」






「それでは始めるとしましょうか♪」

「ウキウキしてるしー。キモいー」

「ウキウキせずにはいられませんなぁ♪」

「お、ポテトさん、勉強ですか」

「これはしばしば殿。姫が自分から勉強をしたいと」

「それは素晴らしい…」

「何よー、しばしばまでー」

「無理せず頑張ってくださいよ」

「ふぉーい。あ、しばしばぁ」

「はい!」
































「ありがとね♪」


















★劇団あゆゆ★姫シリーズact4


「物言えぬ少女と仙人掌の花」



























次回より裏話!ではなく、act4追加エピソードスタート!
もう少しだけお付き合いお願いします!




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