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ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
やむを得ず写真削除となった日誌をこちらへ移動しています。



「姫!今日はこれぐらいにしましょう!」


「はーい。やっぱりこのカッコじゃ動きづらいなぁ」


「まぁ、今日は予定外のトレーニングでしたしね」


「まだまだキータの足元にも及ばないなあ;」


「何をおっしゃいますか・・・」




ここは、とあるおてんばなお姫様が住む、小さな小さなお城の前。

お姫様は剣の特訓に勤しんでいたようです。



「姫っ!こんなところで油を売っておられたのですか!」


「出たな妖怪ポテ地蔵!」


「な!なんですかその言い方は!」







「もうー!もう少し練習したかったのにー!!」


「姫、いい加減にしてください。今日はまだ学問のほうが

 一切終わっていませんよ?」


「ううー・・・。勉強やだなぁ・・・」


「そんなことを言っていては、何も始まりません!ささ!

 早く中に入って!」


「・・・ポテト殿。そのカッコは一体・・・」


「気にしたらダメです」


「妖怪ポテ地蔵!」


「姫!もう一度言ったら怒りますぞ!」


「もう怒ってるじゃん!」


「まぁまぁ2人とも・・・。ですが姫。確かに文武両道とも言います。

 剣の修行に力を入れることは、私としても嬉しいですが・・・」


「キータ殿!このままおてんばになってしまっては、婿の貰い手が

 なくなってしまうのも事実!礼儀作法をろろね殿に学び、

 私から学問を叩き込まなくてはなりません」


「しかしポテト殿、その格好は・・・」


「気にしたら負けです」


「はいはーい!もうお城に戻りまーす」


「すぐに始めますぞ!」


「ほわわーーーい」


「返事ぐらいキチンとしてください!」


「時にポテト殿」


「ふむ。この格好はですなキータ殿」


「いや、説明は結構です」


「・・・。格好のことではないと?」


「ええ。姫のわがままぶりには私も手を焼いておりますが、

 それでも剣の修行のときは真面目に取り組んでおります」


「それをどうして学問へ向けることができないのか・・・。

 私の悩みの種は尽きませんな」


「しかしですなポテト殿。モンスターも多く存在するこの世界。

 剣技に長けていることは決して不利にはなりません」


「ですがキータ殿。ああ見えて姫も一人の女。剣を振り回すなど

 そんな野蛮な行為は」


「それは間違っていますぞポテト殿」






どうやら、姫の剣技の教育係のキータ、そして学問の教育係のポテトは

お互いの主張を譲らず、込み入った話になってしまったようです。



この2人が話し出すと、平行線のまま延々と長話が続くのは

お姫様も承知済み。


2人の目を盗んで、お姫様はこっそりお城を抜け出していきます。




「よしよし。相変わらず言い合ってるw

  今のうち今のうちーw」




話に夢中になっているポテトはまったく気づきません。

しかしキータは、姫の後ろ姿を確認し、こっそりある人物に

合図を送ります。


そしてお姫様は、またどこかへ遊びに行きました。



「どうかされましたか?キータ殿」


「いや、何でもないですよ。しかしですなポテト殿」


「ふむ。この格好はですな、姫が勉強をしている最中に、

 この尻尾を利用してですな・・・」


「その説明は結構です。そうではなくて、ポテト殿は

 姫の剣技を見たことがありましたかな?」


「そう言われてみれば、きちんと見たことはありませんな。

 実際どれぐらいの実力があるのです?」


「姫の実力・・・ですか」


「ええ。直接指導しているキータ殿なら、姫の実力のほどを

 理解しているでしょう。さて、動く的に攻撃を当てることが

 できればいいか・・・。それぐらいでしょうか?」



「ポテト殿。あなたは大きな誤解をしておられる」


「はて?どういうことでしょうか?」



「姫の剣技の実力は・・・」


















「私と互角。いや、もしかしたら私より・・・」



「・・・え」







つづく


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