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ろろんの避難所ぶろぐ

ドラゴンクエスト10

目覚めし冒険者の広場で、写真枚数制限のため
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劇団「あゆゆ」act2★姫と愉快な仲間たち★その1

からの続きの日誌になります。先にそちらをご覧ください。









「姫の剣技の実力は・・・

  私と互角。いや、もしかしたら私より・・・」


「キータ殿。姫を立てたい気持ちは分かりますが、

  少々冗談が過ぎますぞ」


「冗談でこんなことを言っても、私が自分で自分の顔に

  泥を塗るようなものだと思いませぬか?」


「ふむ。確かにその通りですな。しかし、まさかそこまでとは・・・。

  にわかには信じられませぬ」


「何事でもそうだとは思いますが、この世には努力して成功を収める者、

  元々の才能を開花させ成功を収める者の2つに別れると思います」


「ふむ。確かに」










「しかし姫の場合、天賦の才も然ることながら、その力に溺れず、

  日々努力をしているのが現状です」


「どうしてその熱意を学問に回せないのか・・・」


「ま、まぁそれは今は置いておくとして・・・。ポテト殿、是非一度は

  姫の剣さばきをご覧になるといいですぞ。華麗に舞う姫の姿は

  まさに戦場に咲く一輪のバラに例えるのがいいのではないかと」


「そこまで言われると、見てみたくもなりますな。しかし、

  武を舞に変えることができれば、女らしくもあるのですが・・・」


「武道と舞踏、繋がるものがないとも言えませぬが・・・。

  ただ、少々言わせていただくのなら、姫には足りないものが

  一つだけあると言えます」


「ほほう。興味深いですな。して、それは一体?」
















「実践経験の少なさ、です。姫の立場上、モンスターと戦うということは

  そうそう出会う機会はないものでしょう」


「確かにその通りですな。井の中の蛙とはよく言ったものだ」


「そうです。百聞は一見に如かず。城の庭でどれほど練習しようとも、

  命をかけた本当の戦いを知らないのであれば、上は見えています」


「そうではありますが・・・。私としては姫が危険な目に遭うのも、

  猛獣と戦う姿も、見たくはありませんなぁ」


「そうですか・・・。私は姫がどこまで成長するのか、見てみたいですが」


「そんなことを言って!姫が筋骨隆々の化物みたいになったら

  取り返しがつきませぬぞ!」


「チカラと技は別ですぞ。ポテト殿は武に対する知識が浅いですな」


「なんですと!」







姫の教育係のポテトとキータ。お城の庭先での二人の言い争いは、

延々と続いていました。



その間にお姫様は、ひと仕事を終えお城に帰ってきます。







「あっちゃー。まだあの2人話してる・・・。

  どれだけお話好きなんだよまったく・・・」


さすがのお姫様も呆れ顔。


「このカッコで帰ったんじゃまずいかなー。

  裏からまわって着替えてこよっと」







そして・・・。





「やっほー!ただいまぁー!」


「姫っ!いつの間に何処へ行かれてたのですか!?」


「無事帰ってこられて何よりです」






「いあいあー。ちょっと散歩してきただけだよーん♪」


「初の討伐依頼、お疲れ様でした」


「キ、キータ殿!今なんと!」


「あれ?なんでキータ分かってるの?今帰ってきたばっかりなのに」


「我が城には、優秀な忍びがいることをお忘れなく」


「そっかー。通りでちょとケガしたと思ったら回復魔法が

  飛んできたわけだw  しのさーん!ありがとーう!」


「ぐぬぬぬぬ・・・。姫えーっ!いい加減にしなさーい!

  キータ殿もキータ殿です!知ってて危険な目に合わせるとは!

  しのぶれど殿もですぞ!どこにいるのですか!」


「ほらほらー。ポテ地蔵~。お勉強始めるからお城に入ってー」


「それは私のセリフです!」



こうしてお姫様の、ちょっとした冒険は終わりました。

優秀な、そして愉快な頼りになるお城の住人たちは、

今後も登場するかもしれません。




「ときにポテト殿」


「なんですかキータ殿」


「まさか勉強の最中に、その尻尾をあのように使うとは・・・」


「・・・姫には内緒ですぞ」






おしまい♪


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