映画「RRR」ネタバレ注意














母の友人から母が誘いを受け、さらに母が私を誘ったことで今日の夕方から夜まで3時間にも及ぶ映画を見にいくこととなった。

 つい最近「アバター2」という大作を見に行ったばかりではあったが、私は近頃自分では絶対に選ぶことのないコンテンツに触れたいと思っていたのでこれ幸いとついて行くことにしたのだ。それに前回の映画が3時間という長さにも関わらず案外苦痛を感じることなく見れてしまったことでハードルが下がっていたというのもあった。

 見に行ったのは「RRR」というインド映画。

 大型ショッピングモールなどに付属している映画館ではなく、映画館単体のやや小さめの所に行ってきた。

 映画の前にタイカレーを食べて夕食を済ませたことでこちらのインド成分を上げて向かった。

 タイだけど。

 カレーは美味しかったが相当辛かった。


 感想だが結論から言えば映画はめちゃくちゃ面白かった。

 映像とBGMのテンポがとにかく良いし画もめちゃくちゃかっこいい。音楽も耳に残る。アクションシーンも非常にテンポが良く格好良かった。

 そして何より面白かったのはそのツッコミどころの多さ。

 めちゃくちゃダメージ負わされてるのに全然死なないし、敵に捕まえられてもすごい待ってくれる。全然殺さない。なんというか、どうあがいても絶対にハッピーエンドに行くんだな、という強引さを感じた。

 日本だと誤解されたまま片方が死んで嗚呼無情………という流れになりそうなのに誤解はものの見事に解かれるし死んだと思った方は生きていた。もう最高。

 このような書き方をすると皮肉っているように受け取られるかもしれないが、そうではない。

 そのツッコミどころの全てが映画全体のカッコいい画や絶妙なテンポ感のせいで気持ちよく受け取れてしまうのだ。

 最近私の手の届く範囲にある物語はとにかく登場人物が打ちのめされて報われないものが多かったし、それを読んでいた私自身もだからこそ良い話なんだなどと思っていたが、これを見るとツッコミどころ満載だろうと元気が出る内容が一番だろうがっ!!!と手のひらを180度ひっくり返したくなる。

 そう、元気が出るのだ。とにかく元気が出る。

 BGMだの画だのとごちゃごちゃ言わなくてもこの一言で良い。

 もうエンディング曲と共に流れるダンスなんてめちゃくちゃ良い。主要キャストが抜群の笑顔で踊るのだがこれがまた話の中であった辛いことが全部ひっくり返るほどにあっぴろげというかなんというか、すごく見ていて気持ちが良い。

 この映画でダンスが流れるのは映画内とエンディングの2箇所だけなのだが、映画内で唯一あるダンスシーンもこれまた良い。主人公が英国のパーティーに招かれヒロインと踊るのだが、そこに居た意地の悪い英国人の男に足を引っ掛けられ、インドにはこんなダンスは無いだろうと挑発を受ける。すると主人公は「俺たちには"ナートゥ"がある!!」と言わんばかりに見事なステップで踊り出すのだ。そこで流れる歌の歌詞もナートゥの紹介である。最高だった。めちゃくちゃ楽しい。ダンスシーンだけでも良いからもう何回も見たい。


 皆さんも気が滅入る日などにどうだろうか。めちゃくちゃテンションが上がる。