☆アダルトチルドレンの思い出☆
アダルトチルドレンという概念を知ってから、
発達障碍との違いを調べるようになったり、
脳科学の分野では、どのような事態になっているのか?というのを知りたいと思うようになり、
本やネットで調べたり、それらに関する学会の存在などにも目を向けるようになりました。
ヒトが生きていくのには、
コミュニケーション
が必要で、
アダルトチルドレンや、自閉スペクトラム症、ADHDが抱えている一番の問題でもあります。
このコミュニケーションが出来る、出来ないには、
・脳
・脳以外の部分
の二つの問題に分けることができます。
コミュニケーションに必要な、脳以外の部分を先に見てみると、例えば、
バーバルコミュニケーションでは、話をする口、
ノンバーバルでは、アイコンタクトする目、ジェスチャーに使う手、他にも頷いたり振ったりする頭・首などがあります。
そして、顔や身体があっても、何を伝えるか?を考えたり、実際に口を動かしたり、表情筋を動かしたりという動作は、脳が担っています。
それから、口や手といった身体の組織は、一般的には生まれたときに存在していますが、
身体を動かすとか、何をどのように言葉で表現するか?というのは、生まれてから、大脳の新皮質が学習する、教育されることによって出来るようになります。
生まれてから数ヵ月で視覚が、その後数年で聴覚・言語・運動機能・感情が、その後、司令塔の役割となる領野というように、
大脳の後頭葉→側頭・頭頂葉→前頭前野、後ろから前に掛けてネットワークが構築されていきます。
アダルトチルドレンと発達障碍の違いは、
例えば、口や手はあるけれど、
それを適切に動かすための脳の部位や領野で、生まれる前から脳に器質的な問題があるのが発達障碍で、
脳の部位や領野に器質的な問題は無いけれど、臨界期に外からの適切な刺激を受けることが出来なかったのが、アダルトチルドレンであるということができると思います。
恐らくですが、アダルトチルドレンで問題なのは、幼児期以降に、
聴覚野、言語野、運動機能、そして、側頭野とネットワーク的に一番近い大脳辺縁系の感情部分が育てられていないということだと思います。
少し話は逸れますが、どこかで聞いた話で、10歳位までに感覚器を伸ばすのが良いとされているものの、特定の部位を強化するよりは、遊びを通したり、身体を使ったり、楽しく全体を伸ばす方が良いそうです。
そして、最後に前頭前野が発達することで、覚えた言葉を基に、感情を制御しつつ、論理的に言葉で伝えることが出来るようになります。
ところで、コミュニケーションというときに、どちらかというと、上手く喋れない、
発信機能
に目が向きがちだと思いますが、実は、
受信機能
の方が実は問題なのではないかと思うようになりました。
一般的にも、
話し上手は聞き上手
という言葉がありますが、
発達する順序から考えても、根拠のある言葉だと思います。
因みに、アダルトチルドレンの場合は、側頭葉や感情のネットワーク形成が不十分な状態なので、その弱いネットワークからどのようにして前頭前野へ接続していくのだろうか?と想像するとき、フツウの人よりもものすごくパワーが必要だったり、ネットワーク自体が迂回を余儀なくされていたりするのかなと思います。
そして、最近知ったのが、
中枢性聴覚情報処理障害
という障碍があるそうです。
これは、聴力検査には異常はないけれど、脳の機能的な問題で、
聞くべき音をきちんと処理できなかったり、複数の音を聞き分けられないなどがあります。
自分がどのように発言するか?だけでなく、相手がどのように言ったかもきちんと受信できなければ、コミュニケーションは成立しません。
この他に、心理学でよく言われる、
認知の歪み
もコミュニケーション障碍の原因と言えますし、
アダルトチルドレンについては、それを表現する概念があるのかは分かりませんが、
先に書いた幼児期に発達する領野が育てられていないとするならば、
聴覚野に起因し、感情的な部分も含めて、何を受信したか?というとりまとめ機能に問題があるということが想定されると思います。
今後、これについて、理解を深めていこうと思います。