「夜中の電話…」


うたた寝の中…

ふと 聞こえた あなたの声…


気のせい…?


ふと見ると…


不在着信の知らせ…


こんな時間に……?


ダイヤルを回す…


聞こえてくるのは…


闇からの唸り声…


自ら旅立ったあなたは…



まだ…苦しいの…


春風が来たよ…


どうか…


あなたの心が…


少しでも…


癒されますように…


春風よ…


すべての者に 愛を分けてくれ…



……………………☆……

うたた寝をして、目覚めたら、着信マーク…

相手は、高校時代の部活の後輩で、今は母校の監督をしている人…


電話をすると、同姓の後輩と、間違えたと…

何も無くて良かった…



数年前に、同じ道場の若い指導者が、自ら旅立った…

最後に会ったときに、当時小5の末っ子を、膝まずき両手で、抱き締めた…

私は声を、掛けられなかった…

それから、数日後彼の訃報を、知らされた…

未だに悔やまれる、あなたからのサインを、気が付いていながら、何もしてあげられなかった…

ごめんなさい。


でも、ずるいよ…私に一生消えぬ、傷を心に残したのだから………