私という運命について | 真田ひろみの日々是好日

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人生に愛と笑いを!

「私という運命について」

白石一文 著


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読みました。

この人の本は、なんだろう、読むタイミングもあるのかもしれないけど

すっごい自分とシンクロしているのです。


白石さんの本に限らず、その時その時の自分の心情に

あわせて、そのアンテナを張っているから結果

そういう内容の本を自分が選んで読んでいる、のかもしれませんが。


そういうビビビってきた本は即買います。

だからどんどん増えていって、読めずにいるままの本もあります(苦笑)


でも、本ってその本屋さんでの配置もあるし、ちょっとすると

新刊でてしまい配置がかわって探せないってこともあるので

あっ!っと思ったら買っています。


読むのはいつでもできるけど、その後探すのは面倒だったり、きちんと

覚えてなくて探せなくなってしまったりするから。。


主人公の女性の10年が描かれています。


白石さんは福岡を描くことがおおいのですが、それは前までは

知らない土地の知らない地名だったのですが、昨年に

何度か福岡にいって、地名や土地のかんじを知った今、

とても鮮明に想像することができました。

また、東京の平井・両国、といった私にはとても親しみのある場所も

でてきて、それもさらに親しみを感じました。


ハードカバーが重いから(笑)、文庫本になるのを待っていて

しばらく白石さんの本を読んでいませんでした。


家族のなかでは小さいころから本を読まない低俗のひろみ、として

評判高かったのですが(笑)、社会人のときに、会社同期で小説が

ブームとなり本の楽しさを知りました。

なので、本は社会人デビューの私。


宮本輝、三浦綾子、東野圭吾などはまったなー。


あとは、自己啓発本や仏教や倫理っぽい本。

かれぴーには「いつもそういう本ばっかり読んでるよねー、

まだ悟れない?たいがい同じことしか書いてないじゃん」

って言われてますけどー。なにか?笑


で、しばらくして、白石一文をしって、久々にあ、この作家さん

好きだ!って思った。


胸に、心に滲みるんだ。グサっとくるんだ。

人間の心情の機微を感じられる。


そうだ、私は心の機微を感じられる人が好きだし、そういう作品が

好きなのだな。うんうん。


そして、また読んで、やっぱり好きだな、と思ったのでありました。


今日も素敵な一日を!:*:・( ̄∀ ̄)・:*: