しつこく読書感想文です。

珍しく予約投稿です爆笑


節約関係の記事書きたいのですが、なかなか引っ越し清算できなかったり、トラブルで電気代が分からなかったり…。


それでもなんとか今でも月一ペースで本は読めてます、図書館に感謝ですね😉👍️🎶


さて、今回も澤村伊智先生のホラー小説です。

(ホントはそろそろミステリーが読みたかったのですが、閉館間際に行ったので時間がなく驚き


では、感想を。

 

 

こちらの作品、ホラーの短編集です🎵

「怖ガラセ屋サン」と違って共通のテーマはない感じ。


「笛を吹く家」や「苦々蛇の仮面」などもおもしろかったのですが、自分が印象に残ったというか、最後「ああん?ムカムカ」となったのが「うらみせんせい」という作品です。


ちなみに「ああん?ムカムカ」となったのはとある登場人物の行動で、小説自体は面白かったです。

でも、このイラつきを消化するためにも、うらみせんせいだけネタバレありの感想かいて終わりにしたいと思います。


以後ネタバレ入ります。

気になる人は↩️お願いします🙇⤵️


下矢印


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「うらみせんせい」


簡単なあらすじを書きますと、

ある日突然学校に閉じ込められた主人公(西村優)

同じように閉じ込められた「猪木ちゃん」や「メイ」達と脱出を目指します。

ところがその校内には殺人鬼がおり、仲間達はどんどん殺されて…という話。


殺人鬼(のちにうらみせんせいと判明)以外は、全員「私」こと西村優の知り合い。

そのなかのひとり「猪木ちゃん」はぶりっこぶってて距離感がおかしいので、回りから遠巻きにされてる…でも「私」こと優ちゃんはそこが可愛いと思って仲良くしてあげてるそうです。

正直「私」の猪木ちゃんに対する上から目線がすっごい気になるのと、確かに猪木ちゃんは他の人に無下に扱われてました。


さくっとネタバレを書くと、この「猪木ちゃん」は生徒ではなく先生で、名前も全くの別物。

気弱な性格と特徴的な顎のせいで勝手に「猪木」とあだ名をつけられ、主人公達のグループ中心に軽んじられてることを恨みに思って、学校の怪談であった「うらみせんせい」の力を使って復讐。

「猪木ちゃん」以外の閉じ込められた生徒(6人ほど?)は皆殺されました。


下矢印


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ここからが私が「ああん?」と思ったところなんですが「私」こと西村優以外は全員うらみせんせいに殺されます。

最後まで生き延びた西村優のこと「私」は猪木ちゃんが直接手を下します悲しい

殺される直前まで、西村優は猪木ちゃんの正体に気付いてませんでした。

殺される直前、優ちゃんは先生である猪木ちゃんに、恐怖で動けなくなった自分を置いて逃げるよういいます(子供がですよ。)

それを猪木ちゃんがナイフで刺して終了ムカムカ


普段、猪木ちゃん(先生)が主人公達がどんな扱いを受けているのかは詳細に書かれてませんでした(主人公以外に馬鹿にされてるのは伝わってきましたが。)

大人である教師が生徒を人外のものの力まで使って復讐したいと思うなんてよっぽどのことだと思います。

なので、復讐の是非については論議しませんパー


でもさ、でもさ。

自分のこと命がけで守ろうとした子供をよく殺せるなムカムカムカムカムカムカ

おまえ大人なのに、教師なのにムカムカムカムカムカムカ

何があったの知らんけど、おまえの行動も十分クソだろーがムカムカムカムカムカムカ


と本気で本気でイラっとした話でしたキョロキョロ

理不尽・救いがないのがホラーの原則ですが…これはねえ。。。


長くなったのでこのへんで➰👋😃

blogにイライラ⚡️⚡️をぶつけたおかげで、少しすっきりしたした✨✨


⤵️は先日食べたいご飯です。