新しい波が訪れて
かなりの数の星の子が生まれるだろう
旅を重ねし男よ女よ
美しき世界にだけ眼を取られて、生きてきたであろう
眩しき瞼に写りし世界は
果たして、「すべて」
なのであろうか?
旅を重ねた者だけが知るものがある
他人には映らないものが、見える筈だ
それが、先導を照らすもの
ありきたりの言葉に惑わされず、
思わせ振りの態度に距離を取り、
幾度なく、壁に阻まれては立ち上がって来た筈だ
力無くして生きられない、その矛盾に頭を悩ませて
今日まで生きてきたであろうよ
誰が誉めるでもなく
誰が慰めるでもなく
果てない、見えぬ道を自らの指針と見据えて生きてきたのだ
君たちが勇者でなく
誰が、勇者であろうか?
言葉、そのコミュニケーションは確かに素晴らしい表現方法ではある
が、
落ちて溜まる水滴の如く
いずれは朽ち果てしものよ
大事なものは、言葉にあらず
自らの胸を聞くのだ
開いているか?閉じてはいないか?
確かめる事を忘れるでない
慈しみだけではない
我らは一心同体、そなたが笑えば
我らは笑うのだ
国土とは、何と捉える?
預かりしものぞ
その土地、その土地
生きるものが古代よりおる
遥か昔から
神が与えしものか?違う
神は、顕現し存在そのものを指す
故に誤解が産まれたのだ
やれ
人間は神が作りしものだ
やれ
動物は、植物は、と
あれこれと決めつけては、神の魂が宿りし産物として
不必要に崇める
これが、真に神か?
違うのは明白であろうが
人間として降ろした、異分子の暴走に他ならない
我らが伝えしものは、複雑なものではない。
この書記係を通して伝えよう
「みな、明白であれ」
という事だ。
偽りの身で、何を語ろうが
誰の耳にも届かぬのだ
全てを脱ぎ捨てよ
己は己だけだ
ただ、一つしか存在せぬ