そして、3年になった。
修学旅行は、奈良に行ったのだが、
鹿に好かれ過ぎて、服がベトベトになった。
(俺は、“食べ物”じゃねえーーーっ!!)
その後は、
志望校(絆縁(ばんえん)高校)のための勉強をした。
だが、実らなかった。(3点足らなかった。 …くそっ!!)
お母は泣いていたが、仕方ない。
(絆縁用の服を、設えていたらしい。60万だとか。
高えー!!(+д+) 物入りだよな……(-_-;))
滑り止めのほう(縁日(えんび)高校)に、集中した。
合格できた。(危ねーー!! ふぅ~~っ。)
お母は、こっちでも良かったらしい。
(月謝が安いので。1万くらいだったと思う。
ぼったくりか!?とは思ったが、寄付で賄っているらしい。)
入学の準備をしていたクリスマスの辺り、
こんなプレゼントがあった……
静美「…はい! 河辺です。
うちの子が何か……ええっ!!?Σ(゚Д゚)」
お母は、口をあんぐりさけたまま、動かなくなった。
俺は傍に行き、盗み聞きをした。
学校関係者「奥さん! 大丈夫ですか!!?
お宅のお子さんは、うちに来てもらいます。」
俺は、首を傾げた。
律(そんなとこ、あったっけ…??)
俺は痺れを切らして、割って入った。
律「あー…と、律です。どなたですか?」
瑞嶌「…あっ! わたくし、絆縁高校の広報をしております。
瑞嶌 覚(みずしま さとる)です。
お初にお目に掛かります。」
律「はあ…。ご用件は、何ですか?
入学の準備で、忙しいんですが……」
瑞嶌「それは、“ウチの”ですよね?」
律「いいえ。縁日高校のほうです。制服が好きになったので。」
瑞嶌「そーなんですかー!?
ウチも、用意してたんですけどね。“貴方の”を。」
律「はいっ!!? もう一度、言っていただけますか?」
瑞嶌「…あっ! お伝えし忘れていました。
欠員が、出てしまったんです!」
律「はあ…。」
瑞嶌「“息子が行きたく無くなって…”と電話がありまして、
次点だった“貴方に”掛けています!」
律「はあ…。(圧が強いな、この人…('◇')ゞ)」
俺は、一度冷静になり、答えに辿り着いた。
律(…ん! 仁だ!! あいつ、変な気、回すなよー!
お母さんに、(お菓子を)送っとこう。)
俺は、その頼みに承諾した。
お母は、(辞退した相手に)気づいたらしい。
友達だそうだ。(お茶会に行くらしい。)
“お詫びの品を買って行く”という話になり、纏まった。
(大好評だったらしい。良かったーっ。
仁にも送ったが、喜んでもらえた。(^-^))
……
そうして、あっという間に、
絆縁高校に行く日になったーー