嫉妬?ないものねだり?それは現実を変えない。未来を変えるだけ。
自分にないものを持っている人には、それを手放さず大切にしてもらいたい。


お世話になっております。
緊急事態宣言の延長が決まり、当店の休業も長引くことになるかもしれません。
決まり次第、記事を更新してお伝えしますね。

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話は昨年7月に遡る。

当時、日本は深刻なマスク不足で、怪しい簡易マスク(不織布でないもの)がインフレしているし、手作りマスクの型紙なんかがそこかしこで配布され、なんにも防げていないような布マスクがはびこり、マスク意味ないからしない勢 VS マスク警察 が丁々発止やっていたときだった。
台湾から医療用不織布マスクをプレゼントしてもらい、感動してブログにしたためた

なんとなく、お礼しなきゃと思っていたが、チャンスがなかった。というか台湾の裕福な人が手に入れられるものは多く、わざわざ東京からいらんものを送りつけるのも妙な話だったので、なんとなく時が過ぎていった。

今年1月頭、彼女が久しぶりにSNSに長文を投稿した。私は目を疑った。

同居のお母様が、肝臓がんのステージ4と診断されたこと。骨に転移が見つかったこと。
過去に肺がんと診断され、区域切除して寛解(かんかい)していたのだが、突然のステージ4診断でショックをうけていること。
隠れて一晩泣きはらしたこと、信じられないこと、かかっていた医師が見落としていた可能性があると思っていること、
お父様が憔悴していること、これから台湾でできうる限り最高の治療を行うこと、希望を捨てていないこと、
2019年春は肺がん治療で、また2020年の春はコロナ警戒で日本に行けなかったから、2021年こそは日本で桜を見ようとお母様と約束していたのに、どうして…ということだった。

彼女のことを想い、本気で泣いてしまった。その日は奇しくも私の母の命日だった。母もがんだった。
普段滅多に母親を想って何かを叶えてもらうよう祈ることはないのだが、母に、彼女のお母様を連れて行かないでと祈った(死んだ人が幽霊になるとして、母は誰かを天国に引っ張るような役職についてはないと思うけども)。

彼女にすぐLINEし、このあとお見舞いの品物を贈ると伝えた。

彼女の一家は日本贔屓で、あと、ウサギが好きだということを知っていた。
なので、アトレ大森の文具店で、探せる限りの「桜×ウサギ」のデザインの文具やカードを購入し、
ベッドサイドにおいておけるように、縁起の良さそうなウサギのぬいぐるみを探した。

そうしたら、ウサギをあしらった吊るし雛というものを発見した。


元々は雛人形の一種としてお祝いの為に用いるものだが、縁起物として、また、女の子の健やかな成長への祈りのために沢山の工夫が凝らされていて、めちゃくちゃ気に入ってしまって即購入した。


厄が去るように、不老長寿、末広がり、そして長年連れ添っていらっしゃる夫婦和合。うん、ぴったりだ。

どれを買ったとは言わないが、こんな感じの完成形である。


箱詰めしながら、急な別れによる消失感とか、妻に先立たれた夫の弱いところとか、家事負担がいっきにきてペースを乱されることとか、それでも母が亡くなった日の夜のほっとした気持ちとか、沢山思い出していた。感情がクソデカすぎて、ほとんど手紙の文字にできなかった。

「送ったよ」のLINEすらもできないでいたら、数日後、夕飯中に彼女から「ちょっと!!!!!!!!!!!」という一行目でLINEがきた。


うわああお母様めっちゃいい笑顔だよ!!!泣

彼女は沢山お礼を言ってくれた。お母様からの伝言も伝えてくれたし、「次に会ったら絶対にハグして離さない」とまで言われた。笑

ありがとう。でもマスクもありがとう。
今は、お母様のことをたくさんハグしてあげてほしい。

↑您だって~!こんな小娘だけどこれからも我也爱您阿~!

これが日本で流行っている10倍返しです。それでは謝謝大家。
引き続きよろしくお願いいたします。

六法全しよ 拝



出勤予定
なし
緊急事態宣言に伴い、2月8日月曜以降の営業再開を予定しております。

※今のところ、姉キャバではなく大森セレブへの出勤を原則としています。