たけき者も遂にはほろびぬ、偏に風の前の塵に同じ。(平家物語)
宇宙からみた2040年問題はどんなだろう。


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前回2040年の日本の人口構造と自治体戦略(2)の最後で、「集住構想と社会保障の話は一旦これまで、2040年問題の別の話を次回します。」って書いてあったのですが、間が空きすぎて、自分が何の話をしたかったのか忘れてしまいました。ですが多分少子化の原因の話や、エンゼルプランに予算がつかなかった原因の話なんかをしたかったのだと思いますので、今回はその話をします。

本日のもくじ
1.2040年の日本の人口構造と自治体戦略(3)
2.さきさんと東京で会ったよ!(序章)


1.2040年の日本の人口構造と自治体戦略(3)
  
2040年の日本の人口構造と自治体戦略についての参考資料:
総務省「自治体戦略2040構想研究会」とりまとめ資料

まず、近代日本において、税や年金の負担だったり、家庭内の奉仕、そして社会での労働において、これまでいわゆる「現役世代」や、それより若い世代が重要な役割を担ってきたことは疑いようのないことです。
今でこそヤングケアラーなどという名前がついて社会問題化されていますが、きょうだいの育児や、多大な家事負担、そして親族の介護に駆り出されていた昔の子供たちは多くいます。
専業主婦といわれてきた女性たちは望んでか望まずか、血のつながらない人たちの世話や家事労働に精を出し、地域コミュニティに奉仕し、学校や会社に行く人たちがそれに集中できるよう、支えることがよしとされてきました(そのせいで家事のできない人が量産されて婚活市場で蹴られているみたいな話は今回しません)。

そんな中で、バブル崩壊や、団塊ジュニア世代の熾烈な就職競争のタイミングが重なったことも一因で、団塊ジュニアのジュニアは、ブームとしては誕生できていません。

エンゼルプラン(1994)に予算がつかなくて…というのもそうなのですが、電子化がすすんでいく世の中で、無職の人余りを生むくらいなら人を誕生させるべきでないと思ったのかなと、私は、意図的なものを感じます。
選挙で勝てるから高齢者に予算を、という話も、儒教思想的な話も、倫理的配慮という話ももちろん該当するのだと思いますが、今後の高齢者を支えるためにどんどん現役世代を2倍3倍と増やしていこうとしたらいつか列島から人が溢れます。当然、どこかで打ち止めないといけない話なので、多分、配慮があってゆるやかな少子高齢化カーブを描きたかったのかなと思っています。

以前TVで昭和後期くらいの映像を見たとき、オフィスの会議室で女性たちがいっせいに当選はがきを書いている様子が映し出されていました。ショックをうけました。
そうか私が生まれる前は全部手書きだったんだ。そのはがきを書いていた人たちは、コピー機が普及したあとは何の仕事についたんだろう…と。

もちろんマシン類の開発製造メンテ、という新しい仕事が生まれたのも事実だし、マシン類による効率化で仕事のスピードがぐんと上がって、さらに知的労働が増えたとか、ポストそのものの数としては変わっていないのかもしれないけれど。

少子化の要因や解決策を議論する時に色々なデータや意見が引っ張られますが、
〇婚姻数が増えれば子供の数が増えるので安定した雇用を増やし婚姻数も増やしましょう
は一理ありそうなんですが、時代的にもう無理な要素が2つくらいある気がしますので、推していません。
そもそも自由恋愛主義の世の中で、婚姻に踏み切る人が増えるってどういうこと。それ自由な選択に基づくのか?社会に強制されたんじゃないのか?と思うので、同時にロマンティックマリッジイデオロギーを崩壊させて、シェアハウスもいいけど入籍したらもっとお得だよ~~んくらいの認識・制度を普及させる必要があるのだろうなと思います。
現時点だとシェアワーカーやフリーランス、派遣の人が増えてるよという話と逆行しているうえに、苗字をどうするか(選択的夫婦別姓制度)という話、非嫡出子の話なんかもからんで、イエ概念が崩壊しそうでしていない日本では入籍が敬遠されている気がするので…やっぱり非現実的だし課題の先の先にありそうですね。むりです。

〇そもそも結婚しなくても子供を育てたい人が育てやすい環境にしましょう
は割と現代的で好きです。フランスなんかがそうらしいです。自分の子が欲しいけど旦那は不要という人に国庫から色々な支援をするそうで、私世代だと、元でんぱ組の最上もがさんが「出産を決意されたが入籍はされない」という生き方を選択されたのが印象強いです。
これもペーパー離婚をうみそうで問題もあるんでしょうが、お金がネックだとか、なんなら昼も夜もシンママが働くことで子供が非行に走る話が減るんならいいと思います。予算の出どころはわからないですが(一番だめな提案じゃん)。なのでむりです。

〇子供を産み育てるハードルを全下げしましょう
は割と私世代になじみ深い気がします。妊娠中も保険適用させる。不妊治療や出産が無料でできるようにする。つわりでも病休産休とれるようにする。産休育休を男女ともにとりやすくする。泣き声を騒音と言わない。公費シッターOR家事代行さんを派遣して仕事や睡眠をとりやすくする。エレベーター増やす。保育所増やす。保育士の給料上げて増やす。病児シッターさん増やす。公園の整備。教員や教育委員会の質を上げる。児童養護施設の予算増大。あ、むりだこれ、国庫だけじゃどうにもならない話が多すぎる。私企業1つ1つにこんな負担むりだこれ。むりむり。

〇子供に提供するものをインフレさせないようにしましょう
は↑と似ているのですが各家庭のマインドセットの話でして、「自分も大卒だから/時代は大卒だから子供も大卒にしたいしできれば院卒に」とか、「英語と中国語を学ばせないと就活で勝ち残れないから留学を」とか、「子供全員に1人部屋をあてがいたい」とか、「おけいこごとは何と何をさせたい」とか、子供への投資が年々(代々)インフレしている気がするんです。それをまかなえるだけの人生設計をしようとすると必然的に子供は1人が限界だわとなります。または、自分が受けてきた教育と同等のものを子供に与えられないなら子供を産むのはやめておこうという決断があったり。
そうじゃなくてもうさ、子供部屋は雑魚寝でいいから育ててえらい!みたいにならない?という提案です。いや難しいな。マウント社会だもんな…。こういうの何にも考えない人だけが負の再生産みたいな出産を繰り返してたりするの見ると種族が違う気すらしてくる。生まれてきた人生を否定する気はないが、ガチで心身ともに傷ついたり死んだりしている子どもたちもいるわけで、最低限の育児環境がないなら産むなと思う。どっちもむり。

〇大人の娯楽を奪う
これ5億%効果があると思うんですが私がつらいので推しません。
大人の娯楽を性生活だけにすると絶対子供は増えるし、娯楽に使うお金が教育に回る。人生楽しいので結婚とか育児とかなんでそんなつらいのわかっててそっちの道に行かねばならんのだ?という人が世代でかなり多い気がするので、Discord禁止ネトゲ禁止ソシャゲ禁止酒禁止漫画禁止無理あqwせdrftgyふじkl
昭和じゃん!娯楽と性消費っていう悲しいトピックもあるからこれはむりです。


結論:むりです

さようなら日本…RIP
盛者必衰のことはり…。ですね。団塊世代がお亡くなりになったら…あるいは…社会保障費が若者世代に使われる日も来るのかな…それまで生きていられるかな。出産はむりかな^^ 雑な終わり方ですが私は鬱しかうまないのでもうだめです。


2.さきさんと東京で会ったよ!(序章)  

ほとんどの皆様とは大変ご無沙汰しております。お元気ですか。私は元気です。

私のような複業(複数の業務であって主副の副の業務じゃないよアピール!)キャバ嬢にとっては、むしろお店が休業してるんですということで問答無用で色々な給付金・補助金・減免を頂戴できて、ありがとうございますの極みでございます。あ、これは、青色申告しっかりしてますのでね!2020年の確定申告も無事終わりましたのでね!!!お疲れ様でございます!!!はい!!!!!品行方正な世帯主キャバ嬢しか勝たんのよということでございます!!!!今年も天引きされた所得税ぜ~~~んぶ取り返しますので。ヘッヘッヘ

もちろん口座に残る額面はキャバクラがオープンしているときよりも減っているわけですし、申請から給付までのスピード感や申請の難易度・給付総額からして、これだけに依存していては生きられないよなあと行政の限界を感じてもいます。さっさとマイナンバーと口座の紐づけやってくれと思いつつも、マイナンバーで収入管理されると嫌がる人もこの業界にはいるだろうなと思いつつ…(絶対青色申告したほうがみんな節税できてよくないか?副業禁止の正社員クソだよね)…空いた時間を昼の仕事で埋めたりキャリアアップの時間に充てたり、楽しいゲームをしたりと、それはそれで伸び伸びとやっています。本音も言うともうちょっと新しい人と出会って色々なお話をしたいです。

現時点でオープンしているキャバクラは、セーフティネットの1つとして、働く皆様のお財布と、訪れる殿方の心を潤してくれていることでしょう。感染源がどうこうといわれても、そっちの側面もみてくれよなという感じです。ね~。


さて、すでにさきさんのブログで書かれていますが、先日東京にいらしたさきさんと一緒に観光をしました!!


これは午前7時40分にラーメン屋に並びながら撮影した八重桜です。さきさんのためにラーメン屋並んだけどその時間でさえ列の6番目とかだったからラーメンオタクどもの朝は早い。


まじでなんで、私、大森でさきさんと歩いてるんだ・・・!?と時々チラチラと横をむいていた私。
いるはずのない人がいるというか、2次元から推しが出てきたような気持ちでした。なんなら母親が生き返ってる夢を見て、夢の中で「あれ、なんで?」って思う気持ちに似てました。笑



「しまってるわ~」

はい・・・・・・・・・すみません・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

もうね・・・上の方で不労所得YEAH~!戦略的非課税世帯~!みたいなこと言っていましたが(言ってません)、実際、いつリターンがくるのかわからない営業を続けるのはきついです。
人として一緒に話したい!と思えるお客様だけではないのは皆様お察しの通りです。色々な方がいらっしゃいますから。
それでも一線をひいて店外では会わない、、ほうがいいんだろうなと思って私はそうしています。

休業が伸びるたびにお客様にご連絡して頭下げて、ご来店予定があった方にはもっと頭下げて、それでもお店や自分につなぎとめる電話やLINE、ブログの努力をこの1年のうち何か月も続けてきました。(さすがにブログ書くのは好きだけど頻度落ちるし、時間あるなら仕事になる文を書きたいよね)

当店に至ってはもう公式サイトやポケパラトップページにすら休業のお知らせの最新日付載せなくなってますし。グーグルマップには最初から休業のお知らせは載ってないし。

普通、営業職の方は、日々の営業努力に対してみなし残業代を含んだ基本給があって、営業成績が上がったら後日ボーナスが出たり昇給したりするし、広告宣伝費は別途会社が支出して努力しているところが多いと思うんですが、今の我々には上記の何もないため、いつ、この空白の数か月の営業の結果がでて報われるのかが誰にもわからないんですよね。
事後的に、この数か月の残業代が補填されるかも、、、という感じ。
だから多分ブログも書かず、店も辞めるという人が多いんだと思う。その努力本当に先が見えなくてきついよね、わかる…。

まあ私はあえてホステス業を続けて…フフフ…なので、今のところホステス業自体を辞めることはありませんし、お店と一緒に中長期にわたっておやすみすることはあっても営業努力は続けます。お店を変えることに関しては、当店の今後の営業次第にはなりますが、当然倒産したらお店を変えることはありましょうが…察して。


長くなりましたがそんなささくれた心の持ち主が、さきさんと東京で1日遊んで、なんか吹っ切れて楽しかったなという話を次回以降書きます。

東京の左下にしか行ってませんが、
渋谷・恵比寿・原宿・表参道・浜松町・高輪ゲートウェイ・大森(こうしてみると大森が異質すぎるな)
をご案内しました。Stay tuned....

六法全しよ 拝


出勤予定:ございません。
営業再開予定:時短要請が解除され次第を予定しております。