初めての六本木は、オロオロしたまま終了してしまいました。

それまで居酒屋しか行った事がなく、もちろんおしゃれなバーなんてのも皆無に等しい私が、あんな大勢の外国人がいるところにいったこと、あの出来事はほんとうに衝撃的でした。



もう行かないだろうなとひそかに思っていたところ、初めて連れて行ってくれたなっちゃんからまたお誘いをうけた。


今度は恵比寿にあるバーで、そこも外国人がたくさんいるんだとか。

週末になるとバンドの演奏なんかもやっていて、面白いから行こうよ!っていうお誘いをうけ、多少興味があった私は、またでかけていった。



たしかに外国人がたくさんいた。その日はたまたまどっかのバンドが演奏していて、その周りでは皆がおもいおもいにダンスしていた。



「私達も踊ろうよ!」


なっちゃんが私の腕をひっぱってバンドのちかくまでつれていく。



「ええええ・・・・踊るの?ちょっと無理! 恥ずかしいんだけど~(´□`。)」



そんなところで踊ったことのない私は、周りの目が気になってしょうがなかった。

なっちゃんはそういうのは慣れてるらしく、堂々としていた。



わたしはといえば、腕をひっぱられて連れていかれたが、ソッコーで元の位置に逃げてしまった。



絶対無理!!あんなところで踊るの!




演奏が終わると、なっちゃんが戻ってきた。

なんだか全てに慣れているかんじがして、すごいなって思った。




「今日はね友達のカナダ人がここにくるっていうから、紹介するよ!」



30分くらいすると、白人男性がやってきた。20代後半から30代前半だろうか。

なんかまじめそうなかんじだった。



「彼はね、カナダ大使館に勤めてるんだ。」



へー、大使館。 すごいね。 しかも家は代官山とか言ってたっけな。

(詳しい仕事を書くと誰って特定されてしまうので、ここではあえて仕事内容とかは書きません。

一応7,8年前位のお話なので・・・・・)




早速私に名刺をくれた。

こんな簡単に勤務先の名刺ってくれるもんなんだ。 いいのかな。

なんて思ってしまった。私だったら、初めて会った人に仕事以外で名刺なんて渡さないけどな。

相手がどんな人かわかんないじゃん。




この時の私はたいした会話もできず(英語があまり喋れなかったので)なっちゃんを通して会話していた。

でもあんまりフレンドリーな人じゃないなっていうのが第一印象だった。それから私達は六本木へ移動して、少し飲み明かした。2回目の六本木も、相変わらずだったけど、1回目よりはオロオロしなくなっていた。



相変わらずすごい場所だよな~。 外国みたい。ここにくると日本にいるっていうかんじがしないよね。

一人でぶつぶつつぶやきながら、またモータウンへはいっていった。



この時点では外国人とかにあまり興味がなかったので、まあ良い思い出ができたなくらいにしか思っていなく、一応自分のメルアドを教えたが、もうこれっきりだろうと思っていた。





それからこの日は2時間位して、自宅へ帰った。

今日もなかなか面白い体験ができたぞー。なっちゃんに感謝、感謝。




それから1週間、そんな出来事もすっかり忘れ、仕事に没頭していたころ、この前あったカナダ人からメールが届いた。



25歳まで六本木になんて行った事もなかったし、興味もなかった。

外人好きになったのも、六本木に通い始めてから。

18歳から5年付き合った彼氏はもちろん日本人。その彼氏と別れてからの人生が一変した。




六本木にいくきっかけとなったのは、派遣先で働いていた同僚が六本木によく通っていて、

気軽なかんじでついていったのがきっかけだった。



初めていった六本木はものすごい数の外国人がいて

当時の私は英語はもちろんあまり喋れないし(個人的に勉強はしてたけど)、外国人ともほとんど喋ったこともないし、なんだかものすごい世界にきちゃったなーってかんじでした。

場違いなかんじがして、オロオロしてたっけ。



その日はモータウンというところに数時間いてすぐ帰りました。




まさかこれから数年間六本木にはまるとは、この時点では全く思っていなかったわたしです。

ここからの数年間すさまじい勢いで六本木に通うことになるのでした。