2015年、37歳になった男子が世界を一周してから作る居酒屋とは?? -17ページ目

2015年、37歳になった男子が世界を一周してから作る居酒屋とは??

2015年7月、鹿児島市にてワイン居酒屋を開店。お店で出すワインと料理、雰囲気、サービスを学んでくるために2014年7月、世界一周に出発。今、銀座のワイン居酒屋にて働きながら少しずつ準備中。行きたいワイナリー、レストラン、街。感じたい風景、音、人々の生活。

真面目な話。 
どうしてお店をやりたいのか、と聞かれることがあります。

好きだから。
人が、料理が、お酒が、空間を演出することが、
自分と周りの人たちの成長と喜びが。

人が好き。
人との出会い、関わり。
その中で時間が止まってほしいと思うような一瞬がたまにあります。
友だちどうしでバカな話しながら、笑いあって、いつの間にかジョッキあいて、もう一杯おなしゃす!っていう立ち飲み居酒屋。
前から行きたかったお店に入ったら、いきなり不思議空間にグッと引き込まれたり。
スタッフさんとのちょっとした会話に花が咲いた一瞬とか。

あー、今しあわせだなー。と思える一瞬。
そんな時間を演出できるお店をやりたい。

どうも、ロッペーです。
ぼんじょるの。

金沢行ったら寿司を食え。
諸先輩がたが口を揃えておっしゃる。
回転寿司のレベルはんぱないぞ!
銀座レベルの寿司でも、金沢は安い!
などなど。
ただ予約してなかったんです。金沢着くまで。当日お昼、総勢七人。とりあえずクチコミ見て電話。

一軒目。小松弥助さん。
もしもし。今日お昼あいてますか?
はい、一時過ぎでしたらご用意出来ますが。
え!ほんとですか?あ、七人なんですけど…
えー、七人!それはあかんわー、すいません。
いやいや、しょうがないです。
ほんまにごめんなさいね。またよろしく。

というやり取り。これだけなんですが電話の向こうからものすごーーーーくあたたかなぬくもりが伝わってくる。

すごく気になる、とても気になる。
とおもいながらとりあえずいくつかお店をあたる。あたりながらも先ほどの声が忘れられない。

一緒に行った先輩に話すと、カウンターやテーブルにばらけてもいいからもう一度聞いてみたら、と。
忙しい時間、電話は申し訳ない。
直接お店に伺うことにして歩く。

ドアを開けるとカウンターで7席、3席。あと小さなテーブルがひとつ。
こぢんまりとしたお店。
僕ひとり中に入って、すいませんと声をかける。
七人なんですけど、何時くらいならお席あきますか?

ちょっとお待ちください、と中の女性に聞きに行く。出てこられたのは、あ、先ほどの!

さっきお電話くれはりました?
あ、はい。
バラバラでもよろしければ2時45分くらいなら。
(現在12時すぎ)
ちょっと連れに聞いてきます。

えー、2時45分なら、だそうです。ただ、すっごく感じいいです。
そうか、それならぜひ。

再び中に入って、すいません、その時間でお願いします。
わかりました。ありがとうございます。お待ちしています。

うわー、感じいいなー、すてきやなー。
と思いながら一度お店を出る。

期待に胸を膨らませながら、金沢の街を歩くのでした。

つづきます。