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そして次の日、嫁ごに焼ぎ飯(めす)(表面を腐敗防止のため焼いたおにぎりのこと)
を握ってもらい朝飯後に旅立ったど、
その日はコッコココと鶏も庭の雑草を啄ばんでいたのどかな日和だったんだど

そしてお不動の谷を通りかかったら
息子「お母(が)っあん少し休まねぇすか」
母「そだな疲(こ)えがら休むが」
と木の切り株に腰掛っぺとしたら
息子「空、見てみさい」
母「ん何や」と問いかける間も待たずに
息子は母の腰を!ボーンと蹴って
お母(が)っあんは谷底へ
「ギャー」と叫(さ)がびながら落ちで行き
途中の藤の蔓(つる)を夢中で押(お)しゃっみずげ
その際、木の枝などで髪はバラバラに解け
顔も枝がぶち当たり目には青あざができて
顔中傷だらけの血まみれのすごい形相になって
母「こいづが極楽が!」
母「ぬしゃらに殺さいで死んでられねぇ!」と
蔓を手(た)ぐり寄せ、岩に足をかけさらに枝をつかみ
その上の岩その上の枝と少しずつ上へ上へと這い上がっていったんだど
そしてとうとう谷の天辺まで登りきったら陽が沈みかかっていたんだど続く

<録音、採話でないので語り部先生の書いたストーリーボードに沿って脚本化しています。全編できたら語り部先生に見てもらって直します。>

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