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ところが、ある日、弟の友だちが、やっぱり山で怪我して、
うんと化膿して苦しんだど。
弟は、そいづ見て兄との約束を破って、あの草をとってきて
「こいづ、つけてみろ!」って教えたんだど。
そうしたらば、ほんとうに夢のように治ったんだど
それを兄が聞きつけて、弟を責めたんだど。
「あんなに二人で約束したのに、お前(めぇ)はおれを裏切るのか!」
「兄よりその友だちが大事なのか!」って、うんと怒(ご)しゃいで、とうとう切り殺してすまったんだど。
そんでな、その草を、弟を切った草だがら、オトギリ草(弟切り草)って
呼ぶようになったんんだぞ!
オトギリ草の葉には、そのどきのの弟の血が散って、
今も斑点(はんてん)みでになってついてるんだぞ。
こんで よんつこもんつこ さけた
(これで伊達門中は栄えましたという宮城の終わりの決まり文句)
ところが、ある日、弟の友だちが、やっぱり山で怪我して、
うんと化膿して苦しんだど。
弟は、そいづ見て兄との約束を破って、あの草をとってきて
「こいづ、つけてみろ!」って教えたんだど。
そうしたらば、ほんとうに夢のように治ったんだど
それを兄が聞きつけて、弟を責めたんだど。
「あんなに二人で約束したのに、お前(めぇ)はおれを裏切るのか!」
「兄よりその友だちが大事なのか!」って、うんと怒(ご)しゃいで、とうとう切り殺してすまったんだど。
そんでな、その草を、弟を切った草だがら、オトギリ草(弟切り草)って
呼ぶようになったんんだぞ!
オトギリ草の葉には、そのどきのの弟の血が散って、
今も斑点(はんてん)みでになってついてるんだぞ。
こんで よんつこもんつこ さけた
(これで伊達門中は栄えましたという宮城の終わりの決まり文句)




