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これこれ

 「これこれ、大工、なにしてる」
と鬼が語りかけてきたんだどやぁ
「この川さぁ、橋かけてくれって頼まったども~とってもとってもこの急な流れではなぁ~とため息ついて策(さく)、練(ね)っていだどこだ」
って大工返事したら---鬼が。


 

「よぅすっ!そんでオレがかけてやるべぇ!」

「ほんとがぁ?いくら鬼の力でも、急流に橋かけられねぇべぇ!」
「いや!かける!そんかわり、橋かけたらお前(めぇ)の目ん玉もらうぞ!」
「な、何すやぁ、あっはっはは」
「イヤ!鬼は嘘つかねぇ!うんだげど、おれが橋かけるまで、おれの名前あてたら、おれの負けだがら、目ん玉とらねぇ!」って大工は鬼と約束して。
そんなぁことできねぇべ~嘘だべぇとまずは、家さぁ帰(け)ったんだど。


つぎの朝来てみたれば、もう半分くれぃ橋かかっていて!!
「これは大変(ていへん)だ!ヤッパ鬼だ!橋かけるぞ!」
「これはとんでもねぇこと約束してすまった!眼球(まなぐたま)取られるのも嫌(やん)だ!」
~と悩んで家に帰(け)ったんど
 そして次の日来てみたれば、な、なんと立派な!橋かかって
いたんだど・・・続く


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