前を読む

そんでなぁ長者は
 「こないわけで、婿とってから、娘がやせて弱って行くのが、気がかりなんだぁ」
って言ったれば。乞食(ホイド)坊主がなぁ

七つの山

「んだらば、ここから七つの山越えて、もっともっと山奥に入(へぇ)ると、そこに高い木があって、その木の上に青い卵を生む鳥がいる。その卵をとってきて娘様に食(か)せれば、たちどころに病気は治るから」
 


って教えて、またなぁ
びっこたらびっこたら行ってしまったから
長者さまが「ああどうもありがとうござりす」って声かけたらば、乞食(ホイド)坊主ふりむいて、
「その卵とりに婿どのにやらさっせよ!」



って叫んで、消えたんだとやぁ・・・続く



トップへ戻る