「今日はクリスマスイブだな、だけど空は曇って星が見えないけど、なあ冬って
天の川が見えるのか」美穂ちゃんが寒そうに体を震わせ
「そんなことより早く部屋に入ろう、雪が降ってきそうなお空だよ」
「いや!天の川が見えれば、銀河鉄道も見えるのかと思ってな」
そして訃報が知らされ
僕たち三人は「エっ~!銀河鉄道!」と思わず顔を見合わせた
「あのね九時二十分ごろ藤原君は、藤原君は息を息を引き取ったの …」
僕もチカもラーメンを食べててた箸をスープの中にポットンと落とし、ラーメンを食べるのをやめた…。
美佐子さんは話を続けた。

「藤原君は---。
『ぽくはよじげんくうかんにたぴだちます。
こうえんをぜひせいこうさせてください
ほんこうえんにはぎんがのかわらにさいている
コ・:ス・:モ…スのは・な・た・ぱをもっていく』って言って息を引き取ったの」
野田のオッちゃんがボソっと~。
「銀河の川原のコスモスか…あの青年らしいな…
二、三日前に俺がお見舞いに行った時もそれと似たこと言ってたな。
もしかしたら、あいつ宮沢賢治の生まれ変わりなのか…?」---LOVE前<完>
