前を読む


『ドキュメント4』


 忠男さんが留里子さんにビールを注いでやり

留里子さんが~ 


「私は産婦人科の看護師だったけど大きな病院と違って、

個人病院は三交代制勤務じゃないのよね泊まりといって

二十八時間拘束勤務なのね。(ナースステーションの仮眠ベッドで仮眠する)

それでつい疲労から医療ミスで新生児を死なせて…

今でも夢をみることが、あるのよ苦しがって、泣き叫ぶ赤ちゃんの夢を」


赤ちゃん

忠男さんがビ~ルを飲み 

「そんな夢みた時必ず留里子ちゃんは、僕のふとんに潜り込んで、

俺のチンチンを握るんだ」

 「そうすると私すごく安心するの、いろいろ反対されたけど結婚してよかったね」と言って。留里子さんは梨花ちゃんを忠男さんに手渡した。


 「ああ梨花も生まれたし、今は梨花が生き甲斐だよな」と言って、

忠男さんが梨花ちゃんを持ち上げた。留里子さんがしみじみと…

 「私、結婚する前は、だいぶいろんな男と遊んだんだ…」 

「ああ俺だって、韓国でだいぶ女遊びしたけどやっぱり空しかった」 


いつのまにか私は二人の話を□をあけて聞いていた……。

「チカちゃん涎(よだれ)が流れているよ」

私は美穂ちゃんの声で気がついた。

忠男さんが梨花ちゃんを高い高いといって持ち上げた。


  梨花ちゃんが笑った……。「梨花も私たちも生きているのね」

突然バッカスさんは「輪廻転生~真理は点々満々」と言って、

バッカスさんはニャン吉の喉をなでた。 

みんな「???」と首を傾げた。


バッカスさんはニャン吉の喉をなで続け…。 

バッカスさんが「ニャン吉、今度生まれてくる時は人間に生まれてこい」

「ニャーン」その鳴き声で、みんなは笑った。


「僕は今度、生まれる時は猫だな。それも野良猫だにゃん」そう言って、

バッカスさんは四つん這いになって、

猫のパントマイムを演じニャーン、ニャーンと梨花ちゃんに近づき、


 「ニャ~ン…梨花ちゃんが子供を生む時ニャン吉を産んでね」 

「ヤダー・猫なんて」と留里子さんは苦笑いをし…、忠男さんが~

「人間として再生ですね」 


yorosikucat

「そう」バッカスさんは猫のマイムを演じ続けながら…。

 「ニャーンとも哲学的、仏経的、命題ニャのだ」

留里子さんはそれを聞いてプッと吹きだした。私たちも微笑んだ

    <ドキュメント完>

-------------------------------

 脳出血で長期の入院で看護師さんから聞いた話を構成しました。

私もホテルで施設管理の仕事で24時間拘束勤務をやりました。

一見この勤務は仮眠時間が6時間ぐらいあるので次の日明け休みで

自由時間があるように思いますが、何もなければ良いのですが、

なにかトラブルがあれば不眠不休で仕事しなければいけません。

このアメブロみたいなサーバーの保守点検に従事している

エンジニアの方だって

大変だと思いますよ。ご苦労様です。

少しでも心が動きましたらクリック応援お願いします!!

トップへ戻る