『影響5』
野田のオッちゃんが僕達の顔を見つめ
「なんだか気が重いな」と言い
「うんポッポポポ~チッカも、ごっはんつくっりたかった」と
チカがめずらしくはっきりと言った。
チカもよほど嫌やなんだろう。
神室先生からプレステとの接触について何点か注意されていた。
1.プライドを傷つけることは言っては駄目!
2.その人の誇りに思っていることを誉めること。
3.とにかく誉めて誉めて誉め殺すくらい誉めること。 (これらのことが自信を回復させ、生きる活力を生み出す。)
(しかしあいつにズタズタされた僕らのプライドはどうなんだよ)
※Go君!時には己を捨てなければ、ならん時もあるんだぜ。無償の愛・ああ無情~ジャンバルジャン!『汝は隣人を愛せよアーメン』
しかし、伊豆野のオッちゃんはずるい!
僕達ばかりに嫌やなことを押しつけて!
そうしているうちに伊豆野のオッちゃんが、手続きをしてたのか
若いピンク色のケア服を着た、女性が来て。
僕達をプレステのいる自立ハウスという
介護があまり必要でないお年よりたちの棟に案内してくれた。
職員がドアをノックした・…
「佐伯さん訓練校の時の生徒さんが先生に会いたいといって来ていますよ」
「入れ」そう言われ。
ドアを開けるとプレステがプレステの将棋ゲームをやっていた…
(そんなカッタルイ将棋ゲームなんかで遊ぶなよ!)
野田のオッちゃんを見ると顔色をかえて…。
「お前なんか出ていけ見たくない!」
職員の女性が「すみませんけど、ここは出てくれませんか」と
野田のオッちゃんは部屋を出されてしまった。
僕とチカだけ残され、プレステは僕の顔を見て
「おう片山か!名札を直したからな 」(前の章を参照のこと)といった
(僕はこの野郎と思い!怒りが込み上げ腕の筋肉がブルブルと震えた)
職員の女性が僕に目配せをして
「すみませんけど、ここは誤ってくれませんか」と言った。
それで僕はしかたなく「どうもありがとうございました」と誤った。
プレステの野郎はウンウンと頷(うなず)き・…
「手配するのが苦労したぜ気をつけろよ」と言いやがった。
僕は完全に切れた!!
「なっななななんだよ、せっせせっかくあんたが元気がないって言うから、
わっわわわざわざ仙台から来てやったのに、
なっななななんだ!そのいっいい言い草は!」
そうしたらプレステは体をブルブルと震わし顔を真赤にし
「貴様も出て行け!」 と怒鳴った。
職員が僕に「すみません出てくれませんか」と言った。
(クソジジィーああ言われなくても出ていってやるぜ)
チカは恐かった。
野田さんもGo君も出ていって、
結局、私一人になりプレステさんは私に~、
「千佳子か、この間のテレビ見たぞ頑張れな」と言った。
「はっいっぺぺぺ」と返事をしながら内心は不安で一杯だった。
しょうがないからチカは、
プレステさんにアーモンドチョコレートを手のひらにあげたの
そうしたらプレステさん、ありたがって、
銀紙の包み紙をあけるとお□の中にほうりこんで…。
「美味しいね」って、シャブリはじめたの…次に続く

