<幽霊4>
「山辺さん何事も間違ったことは正しい方向へと修正されるのです。
あなたは犠牲者なのです。そしてこれからの人生を人の為に尽くしなさい」
こうして幽霊に諭されヤカンは三日目に黙止をやめ、
不起訴になり釈放された
そしてヤカンは軽い神経衰弱で精神病院に入院になり。
軽かったので一ヵ月ほどで退院し、
なんとバッカスさんのお世話で『虹のかけ橋』共同作業所』に通って
心のリハビリをしているという。
「山辺さん器用なのね」
「さあみんなコーヒータイムだぞ」
「山辺さんあんまり根つめないで神経に悪いよ」
「いやオラはなにごともキチンとすねど気すまねもんで~」
読者のみなさん、ノイローゼは障害ではありません。
心の風邪と言われる一過性の疾病です。
みだりに障害と一過性の疾病も分からないのに
「障害にならないでください」などと言うものではないのです。
最初に言い姶めた校長にしても、障害者とは何か、
そのとりまく環境についての認識などなかったのです。
つまり僕らが受けた生活指導にしても、前例を判断基準にしている。
お役所仕事で何十年も前の人物が立上げた。
時世にあわないもので指導していたのです。
こう言った、不勉強な認識は世間一般にもあります。
何も健常者なく、障害者白身にあります。
例えば、私はこのようなリハビリの方法で改善したから
「あなた (別な障害者に)も良くなるわ」
このような会話はリハビリ施設などでよく見受けられますが、
一人一人ダメージを受けた部位が違うので
(私の方法があなたも)にはならないのです。
そして障害者は---自分の状況について理解してもらえず
そのことを差別などと言う(僕もそういった状況におちいった)
そうすればするほど蟻地獄に落ちたとおなじで、
世間からますます遊離していくのです。
---幽霊<完>
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