<意識3>
僕はディバックの中から、読みかけの
文庫本を出し、
読んで暇をつぶすことにした。
初夏の涼しい風が吹き抜け、
ここは山林に近くどこかでキジが鳴いている。
するとウトウトとしてきて綿飴のような
モワモワしたもので
頭の中がいっぱいになり。
ニャン吉が僕の足もとにまとわりつく。
「あれ帰らなかったニャン」
(君ともっと友達になりたくってね)
(さっきはブッタリしてごめんね)
「大丈夫ニャン、あのねニャン吉が魔法をかけたから、
(ウワーぽんとうだ!足の硬直がとれてフラフラせずに歩ける)
パァーーーン!
パァーーーン~~!
激しいクラクションで僕は目を覚ました。
どうやら僕は夢を見て、
夢遊病のように道路に歩き出していたらしい。
サングラスをかけタオルで鉢巻をした。
ダンプのオッちゃんが運転席の窓から顔をだし
「バカヤロウ、何寝惚けてんだよ!」と怒鳴って。
ブルルルルと排気音をさせて走り去った。
時計をみたら午後三時になっていた。
四時間あまりも寝てたらしい。
学校には四時と届けてある。
まだ一時間もある時刻表をみたら
その次のバスは午後五時となっていた。
タクシーに乗ろうと思ったが。
僕の財布には千五百円しかない。
昨日、野田のオッちゃんから台原まで
二千円くらいかかるということを聞いていたので。
おとなしくバスを待つことにした。
寮に電話しようかと考えたがどうせ一時間ぐらいの
遅刻なので面倒くさいので電話しないことにした……。
それが聞違いの元だった。そのあと僕はまた眠りこけてしまい。
結局九時の仙台駅周りの最終バスで帰って
地下鉄で寄宿舎には門限過ぎの
12時頃ついてしまった。
---次に続く
----------------<ニャン吉の魔法>--------------------
偶然ですがクロネコアニメを保存してたのを黒バックに
貼ってみたら縁だけが霞んで夢のイメージになりました。

