一章までのあらすじ

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<初顔合わせ6>


突然Iチカがワープロのキーを打ち姶めた!!

『イクミちゃんも そうだったのかなあ?


確かにイクミちゃんは素直な子だった---。

でもほんとうは心の中はメラメラとハゲシク燃えていたんだ。


チカだって喋れないけど、こう見えたってもイロイロ考えているよ……

これまで表現できなかっただけだよ。

野田さんやバッカスさんやみんなの考えていることもわかった。

チカのありのままは---ケンジョウシャ (健常者)の役者さんが障害者のマネできないモン。


わたしだっては絶対Iケンジョウシャのマネなんてできない!

チカみたいな言語障害者のお芝居があってもいいはず

でもセリフを言わないでどうやってお芝居するの?


 あっチカの自己紹介をわすれていた。本名は大場千佳子…略してチカ…

星座は双子座の六月うまれ先月が誕生日で、もう十九だよ。

好きな歌手はキンキキッズちょっと幼稚かな…。


 この間、野田さんの家で入力したことはバッカスさんにも伝わっていますか…

ジストニアのことなど…。 

バッカスさんがわたしのことをカワイイって言ってくれてうれしかった!

わたしほんとうにわたしカワイイ~』


バッカスさんが「うんうん」と頷き~

「伝わっているよ…チカちゃんだって十九年生きてきたんだ!

全部はわかからいよ---少しずつどういう人間か知っていこうね。

君はほんとうに可愛いよ。確かに君は障害のせいで言葉を変なふうに発音したり、

変に体を振ったりするけど。

それで変な印象を与えているが…

そんな偏見を取り除いて君を見れば、可愛い十九の娘さんだよ!


chica

チカは動画で見ない限りはなんの違和感もない

---次に続く



      ------------<偏見>-------------------

   人は心なんていうけど---まずは表面的なことから見ます。

 毎日の散歩の時公園でいつもあう男の子がいます。

 始めは変なおじさんだとジロジロ見てました。

   

    だって口をアッホとあいて油断してると涎なんか垂れてきてガキ親父見えますからね

当たり前ですね---そんな警戒の心を失ったらさらわれちゃうからね。

それで私はこっちも努力して自分を見せないと人って理解し合えないことを悟り

その子にまず手を上げて挨拶することから始めたら---段々とニコニコするようになってデジカメで写真を撮り

その子の似顔絵を描いてあげたら「これボク?」と親しくなり---今ではあっちから声をかけてくるようになりました。
fuyubousi

 冬帽子の子と吾の戯れ句

「春遠し陸奥の児(こ)は冬帽子」

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