<盗撮6>
推理どうりの人物がとんでもないことをしていて---。
そんな映像が写っていた。
それで公開するにあたってポスタ~を
どんな映画にするかとビデオクラブのみんなで頭を悩めた。
ほんとうの予定では『ロボコップ』に決まってたが、野田さんが………、
「談話室がいっぱいになるくらい集まるんだぜ!
通常の常識から考えてロボッコップごときで
この部屋いっぱいになるわけねぇよ。クラブの顧問の友紀先生が怪しむだろ」
三品さんが提案した。
「ねえ二学期の映画の上映会『学校Ⅲ』なの、
前回作の『学校Ⅱ』ならいっぱいになっても怪しまないじゃない」ということで
ポスタ~は『学校Ⅱ』に決定!
北海道の知的障害児の養護学校の話だ』
※
チカは驚いた。こんなに沢山の人が集まったのは姶めてだ…。
寮生のほとんどはきているだろう…全部で四十人はいるだろう---
将門さんがファンキーな格好して登場‐・―
頭にピンクのモケモケの帽子をかぶり、赤い陣羽織を着て、
手には扇子を持って。
講談をするような布のかかった机に車椅子をつけ。
スタンバイOKI!
将門さんが音がないので無声映画のように弁士をやるみたい~
みんなからは「早くやれ!」の催促コ~ルー
仁美ちゃんが厳(おごそ)かに
「それでは学校Ⅱをはじめたいと思います。どうぞごゆっくり鑑賞ください」
それを聞いて、みんなは笑いころげた。---次に続く