<レジスタンス6>
「へ。へへへ変だなどうして独身のオッちゃんに娘さんがいるのっの、の」 と超吃って僕は訊(き)いた。
「オイ美穂!」とオッちゃんが美穂ちゃんにウィンクサインした。
「あっあああ演出の先生だよね」とこんど美穂ちゃんも吃った
美佐子さんが苦笑いして~。「私たち元家族なの」
「まぁこの芝居を俺が演出することを切っ掛けに歴史的和解を結んだのじゃ」
「演出!それはだいぶオーバーで臭いセリフですね」とポーンとピーナッツを口に投げ入れた!
けいこ場のみんなは大笑いした。
野田のオっちゃんは、僕とバンドの三人にこう言った。
「俺たちの学校、ポーロ君もいるから障害者全体の問題とするけど。
実に不合理なことが多い、能率が悪いと全部ではないが社会からツマ弾きされ、
こんな俺たちが唯一健常者と対等に張り合えるのは、
自らの頭脳から造り出す、創造なんだ。
俺たちの学校の桃井校長をみてみろ月曜の朝礼の度に
東北新報の投書欄によると…
人の言葉、パクりぱかりして、自分で考えようとしない、物造りを教える学校の校長がこのザマだ!
いいか奴らと張り合えるのはこのことなんだよ!威張る奴がいたなら。
じゃーオメエらに何ができる!
食うことと糞することだけじゃねえのか!。てっ言えるような、ド偉いことをやろうじゃねえか!」
純さんが同感するように、
「私たちの音楽でも闘えるってことね」と弾んだ声で言った。
将門さんが車椅子を一回転し…
「俺!もうウズウズしてきたぜIポーロやろうぜ!」と・…
ボーロさんもそれに応えギターを…ギヤーンとかき鳴らし
「俺たちのパワーを見せつけてやろうぜ!」と叫んだ!
将門さんがスティックでテーブルを叩き、僕の血と涙を流してもを歌い始め、
それはみんなの歌声と変わった。
美佐子さんは僕たちに「寮で読んでみて」と脚本をわたしてくれた。
こうして僕のレジスタンスの幕は切って落とされた。 ---次を読む
