昔の自分の夢・・・。
小学生くらいの時。
家で勉強なんかしたことなく、
いつも遊んでいた。家の内外問わず。
すごく好きだったのは、
自動車修理工場。廃車置場に
近い。「あぶ刑事」に出てきそうな
そんなキナ臭い感じが満載だ。
秘密基地のような素敵な思い出が
ここにはたくさんつまっている。
そんな工場で、生まれて
初めて車を運転した。ありとあらゆる
車種があった。トラックから軽自動車まで。
管理人は滅多にいなかった。自分たちが
いけないことをしている後ろめたさも
この当時は、快感の種だったのかもしれない。
自動車工場で、いろいろなことを学んだ。
車のキーが宝物だった。ドアのあく車があれば
中に入り込み、物色。いつも面白いものを探す
癖がついたのはこのころからだったのか。
夢ではいろいろなことが起きていた。
懐かしい友達が出てきた。たまには田舎に
帰ろうかな・・・。
僕が慣れ親しんだ自動車工場には
今や、立派な高層マンションが建っている。
機械と油の混じった匂いを忘れられない・・・。