「トマト酢」で熟睡
ライオンが配合飲料「グッスミン」発売
トマトを発酵させたトマト酢を寝る前に飲むと、
睡眠が深くなる傾向があると、ライオン薬品
第1研究所が5日発表した。太田総合病院付属の
太田睡眠科学センターと共同で実験を行った成果。
ライオンは、主に女性向けに、トマト酢に
白桃果汁などを加えて飲みやすくした清涼飲料水
「グッスミン」を6日発売する。ライオンは自社の調査で、
ストレスや身体の冷えのため、よく眠れないと
感じる女性が多かったことを受け、血管拡張作用
がある酢の中でも、リラックス効果があると言われる
神経伝達物質「ガンマ・アミノ酪酸(GABA)」が
多いトマト酢に注目。
トマト酢を薄め、甘味料などを加えた飲料を
20-40歳代の男女15人に飲んでもらったところ、
手の指先の末梢血管が拡張し、温度が上昇。
男女10人に、飲んだ後に数字の足し算を
続けてもらう実験では、ストレスが多いと
分泌される唾液(だえき)中の特定たんぱく質の量が、
飲まない場合に比べて減った。
さらに、睡眠に不満がある女性9人に
就寝1時間前に飲んでもらう実験では、睡眠初期
の眠りの深さに比例する成長ホルモン分泌量が増え、
アンケート調査でも満足度が向上した。
同研究所の飯田教雄所長はこの効果の原因について、
「酢酸の効果だけではない。トマト酢はリンゴ酢や黒酢
とはアミノ酸の組成が違う」と話している。