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 「1000曲ケータイ」秋登場 東芝の超小型HDD内蔵






 「iPodミニ」など、人気の携帯音楽再生機に匹敵するほど、

楽曲を保存できる携帯電話が近く登場する。東芝が開発した

100円玉大の超小型ハードディスク駆動装置(HDD)を

搭載した携帯電話が、今秋にも発売される見通しとなった。

記憶容量は、いまの携帯電話が内蔵している

半導体メモリーの約100倍。携帯音楽再生機と

携帯電話が競合することになりそうだ。



 東芝が供給するのは世界最小の直径0.85インチHDDで、

容量は4ギガバイト。人気の携帯音楽再生機「iPodミニ」と

同程度で、1000曲以上の楽曲を保存できる見通し。

ディスクを2枚搭載して8ギガバイト機にすることも可能で、

将来は高密度化してディスク1枚で8ギガまで容量を高められるという。



 携帯電話の音楽ダウンロードサービスが急速に普及しており、

端末の記憶容量の向上が要求されていた。大容量化すれば、

音楽ビデオや短いドラマなどの動画、メール、写真などの

大量保存も可能になる。



 東芝は近く0.85インチHDDの量産に入る。自社製携帯電話に

搭載するほか、国内外の複数メーカーの携帯電話端末に供給する。

まずは各社の高級機種に搭載される見通しで、携帯電話の

市販価格も従来品よりも高めになるとみられる。



 HDD搭載の携帯電話では、韓国サムスン電子が昨年秋、

1インチHDDを搭載した世界初の機種を韓国内で売り出した。

容量は1.5ギガバイトで、保存できる曲数は350曲程度だった。

サムスンや日立製作所も0.85インチのHDD開発を急いでいる。