最近はチープな時計にハマっています。
ロレックスは売っぱらって、ここ数年はAppleWatchを使っていたんだけどさ、最近は通知がウザくなってしまって、着けなくなった。
それ以来チプカシ(チープカシオ)のデジタルの色々なモデルを使うようになった。
以下はチープカシオのジャンルではギリギリ、チープでないと言われているMDV-107-1A1JFだ。
こいつの米国版 DURO をビル・ゲイツが使っているということを知り買ってみたのだ。
ちなみに米国版もアマゾンで普通に買えるけど、3~4,000円高い感じだ。
この7千500円程度で買えるチープカシオですけど、意外とズシっとしているし時間は狂わないし、自動巻きよりもよいじゃんってことで結構使っているのだ。
ただ、如何せん価格なりに文字盤とかちゃっちいんだよな。
プラスチック風防だけど、ヴィンテージのようなドーム型でもないしペタ〜としているし、文字盤も簡素。
なんか風防からの見た目も奥行き、深みという立体感がないのだ。
アンダー1万円の時計で文句をいうなという話ではあるし、チープ時計が変に華美にすると貧乏っくさいので、質素なデザインのほうがダサかっこよくていいと話もある。
腕時計に興味ない人からしたらロレックスのサブマリーナと大差ないのだろうが、個人的にこのペタ〜、ノペ〜とした文字盤の風景をなんとかしたい。そう思っていた。
そこで、たまたまネットで見つけた文字盤の中にオイルを充填するカスタム、ネットではハイドロ・モッドと言われている手法がある。
こういうのがYouTubeに上がっている、CASIOの僕のと同型でのモッドが多いような印象。
そこでゼロ円カスタムでやってみることにした。
ただ、このモッドの解説は英語圏のものばかりで、そもそも充填するオイルがなにか分からなかった。
YouTubeを見ているとシリコンオイルだということがわかった。
でも、海外ブランドのだし、メーカーもよくわからん。
そこで、自宅でバイクや車のメンテンナスに使っていた、信越シリコンを使ってみようと思った。
この種類でいいのか、粘度は大丈夫か??
とか含めて使えるか全くわからない。
人柱としてやってみようというのが本企画。
電池交換のときのように裏蓋を開ける。
中身のクオーツはダイソーの500円ウォッチレベルです。
多分、一緒ちゃうか!?
アンダー1万円の腕時計なんて側(ガワ)だけの違いで中身はこの糞小さいクオーツだからなwww
容器に入れて、おもむろに缶からシリコンを流し込む。
YouTubeの解説動画のような丁寧な作業はしないのだ。
エアー抜きが大切なので、ピンセットで文字盤を浮かせたり、沈めたりをしてエアーを出す。
完成↓ 所要時間15分程度
何が違うねんっという腕時計に興味ない人にとってどうでも良い見た目。
わかるかな。
充填前だと横から見たらレンズの反射とかで文字盤がレンズの奥のほうに見える。
それがシリコンを充填したので、光の屈折の関係で文字盤や針が浮いて見える。
この角度ならわかるでしょう。
スマートウォッチのような文字盤が浮き出ているような感じになるのだ。
この写真だけだと、普通こんな感じだよねっと思われそうだけど、実際に見るとかなり異質な見た目なのだ。
ちゃんと動いているし2時間ほど経過した現在も全く狂っていない。日付が変わるかとか耐久性とかあるので、皆さんはすぐに真似ないほうが良い。
ただ、このCASIOだとハイドロモッドの効果がちょっとわかりにくいな〜と思ったので、もう一本行ってみよ〜。
次はプラスチック風防がドーム型の古いミリタリーウォッチテイストの現代版クオーツ時計
これもアンダー1万円くらいのです。
普通、プラ風防だと、こういう感じに風防(レンズ)と文字盤や針の間に空間を感じる。
まあっそれが普通。
この空間わかるよね。
この時計も見た目は価格なりでさ、別にチープではないけど、ビンテージのような深みがないのだよ。
だったら、ハイドロモッドしたオンリーワンにしたほうが気分転換になるし、自己満足度高いということだ。
さて、このレンズ内にシリコンを充填したらどうなるでしょう。
裏蓋をあける。
またもや、ちゃっちいクオーツ。
安い腕時計って、まじでダイソーの腕時計と中身は一緒だぜ。
違うかもしれんけど、多分一緒。
ダイソーの500円のミリタリーウォッチも持っているけど、あれも時間狂わないし、全く何も問題ない。
あれは防水ではないので、シリコンを充填したら漏れてくるはずなので、やらないけどさ。
まじで腕時計ってさ、中身をみたらショックなこと多いよ。
話を戻して、さあっ充填してみよう。
作業は一緒なので割愛
完成↓
これは結果がわかりやすいし、かっこええ!!!!!!
文字盤がレンズにくっついているようにみえるじゃろ。
もともとの風防と文字盤の間の空間が見えなくなって、立体感が増している。
普通はこんなに真横から見たら文字盤はレンズの反射でみえない。
ハイドロモッドなら見えやすくなる。
これが普通に思うかもだけど、かなり違和感のある見た目だよ。
腕時計好きな人がみたら、んんんん...何それってなると思う。
こちらのミリタリー風ウォッチのほうが効果がわかりやすいので、動画でみてください。
ちなみにオイル充填ってのは、もともとは見た目のためではないらしいです。
オイルを封入することにより、時計ケース内部の気体の収縮率を海水や淡水とほぼ同じにすることで、分厚いケースなしで防水性をあげるらしいのです。
ちなみにこの時計はすごい
450万くらいだって〜!!! 買えね〜
ということで、オイル充填をしたカスタム、ハイドロモッドですが、時計の裏蓋を開ける工具とシリコンオイル以外はかからないので、安価で自己満足度の高いカスタムだと思います。
家にあるアナログ式のチプカシもハイドロモッドしたら、もっと使うシーン出てきそうなので、もっとやってみよう。
ただ、これやっちゃうと普通にメルカリで売ったりできなくなるし、電池交換もちょっと面倒になるので、あくまでも参考程度に。
失敗してもしらんけど!