さて、最近は開業のコンサルティングの話題ばかりで全く興味無い方はすいませんでした。
話題をガラっと変えて、HARLEY FXDB-Sダイナスタージスの修理についてです。
納車時からエンジンのベース部分のオイル漏れが気になっていました。
HARLEYはオイルが漏れるのは潤滑している証拠とはよく言いますが、やはりそれも限度があります(^_^;)
旧車のようにオイルを持って走るほどの消費はしていないですが、旧車ではないので、オイル漏れをワイルドだろ~という感じで味としては見られないので、直すことにしました。
それと、やろうと思ったきっかけはラバーマウント(アイソレーター)がヘタリすぎていて、エンジンが若干斜めっているのです。
ダイナは前後ラバー2点でスイングアームも直結しているので、ラバーがヘタってセンターが出ていない=リアタイヤが捩れていることになります。
オイル漏れはまあっいいとしてもラバーは変えたい。
あ~、ついでに一緒にやっちぇえ!! とやることにしました。
腰上というのはこのピストンを覆いかぶさっているシリンダーとかヘッドと言われる部分で、ピストン部分より下で今回バラしていないのが腰下といいます。
ピストンの上のカーボン凄いでしょ。4万キロ以上走って、多分初の腰上バラシだと思うので、こんなものだと思います。
バルブです。
これもカーボン凄いでしょ。
これを落とすと、随分と吸排気の流れの抵抗が減るのだろうね。
バラバラ~。まだシリンダーをボーリングしたりするほどではないようです。
次回、そういうときには思い切って、ボアアップしたいとこですよね。
耐熱塗装は風や水で濡れやすい部分がことごとくボロボロ~。
エアガンで吹いたら、ポロポロと塗装が剥がれるのだから(;一_一)
わりかし綺麗と思っていたヘッドカバーも見えていた部分だけで、エアクリーナーやタンク下で隠れていた部分はボロボロ。金ブラシで擦ったら取れる取れる。
あ~ドツボにハマったかも。
シリンダーも風とか飛び石があたる部分は塗装ハゲだらけ。
自分で筆で耐熱塗料をぺたぺたしたところだけ綺麗。
でも手が届いて、見える部分しか塗っていないので、それ以外はボロボロ。
プッシュロッドカバーはまだ致命的な錆がきていないのが救い。
ヘッドのボルトはHARLEYの鬼門なので、定番どおりサビサビ。
こうやって見ていたときは、皆から年式にしては綺麗ですね。
とお世辞を言っていただいていましたが、やはり1991年式ですから、年式相当のヤレはありますよね。
仕事から戻ってきて夜にガレージで紙やすりを持ってゴシゴシ作業。
当分はそんな日が続きそうです。
まあっフルレストアではないので、サンドブラストしてまで綺麗にしようとは思っていないし、エンジンだけピカピカになると、他のヤレとバランス感が悪くなるので、プライベートクオリティで塗装し直そうと思います。
ということで、今日はこの辺で(^^♪