先日、郵便局で大声を張り上げる老人を見た。
おそらく団塊世代だろう。
「病院に行くから早くしろ」
と、順番を飛ばすよう求めていた。
困惑する若い女性職員。
その年齢は、彼の孫ほどかもしれない。
自分の孫や家族が同じ目に遭ったらどう思うのか。
そんな想像すら働かないのか。
それとも、感じる器を失ってしまったのか。
ただ言えることは、なんて情けないのか、ということだ。
今の社会は、戦前戦中を生き抜いた人々の礎の上にある。
団塊世代はその戦中を知らない。
彼らは生き残った者たちの末裔だ。
もちろん、尊敬すべき人物も多い。
だが逆に、声だけが大きく、配慮を欠いた者も目立つ。
そしてその末裔は、団塊ジュニアにも多くいる。
団塊世代がこの世を去った後、
次に社会から問われるのは団塊ジュニアの行動だろう。
醜態をSNSに未来永劫晒されたくないなら、
自らの行いを見直すことが必要だ。
声の大きさではなく、行いの重さこそが、
世代の記帳となるのだから。