氷河期世代より上の世代——
たとえば団塊やその少し上の人たちには、
中学や高校の同窓会があったという話を、たまに耳にする。

けれど、私たち団塊ジュニアの世代で、
同窓会が開かれたという話は、あまり聞かない。
少なくとも、私のまわりでは。

公立か私立か、地域によって違うのかもしれない。

けれど、仮にあったとしても、

私はたぶん、参加しない。


風の噂で、
リストラされたとか、介護離職したとか、
そんな同級生の話を聞くことがある。

そういう人たちは、まず来ないだろう。

それとは別に、
卒業アルバムの住所を使って営業電話をかけまくっていた奴が、同窓会に現れたら、それはそれで迷惑だ。

いずれにせよ、
たまたま同じ教室にいたというだけの人たちと、
いまさら再会する理由もないし、
たぶん、誰もそれを望んでいない。

こうして振り返ると、
団塊ジュニアと団塊世代の最大の違いは、
同年代との

“まとまりのなさ”

かもしれない。

核家族で育ち、
自分の部屋を持ち、
個人で行動することが当たり前になった。

その一方で、
同じ世代の中でも、
進学か就職か、正規か非正規か、
親の経済力や地域差によって、
世代内の格差も大きく広がっていた。

ひょっとしたら、
還暦を迎える頃になって、
突然「同窓会をやろう」という話が出るかもしれない。

でもそのときには、
もう連絡も取れないだろう。