先日、妹に車で送ってもらう機会がありました。
1時間ぐらいのことだったのですが、2人きりで会話するのはかなり久しぶり。
どんな流れだったかは忘れてしまいましたが、いつしか映画



   『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』



の話に。

この映画、僕は大好きです!!
ここ数年は全然観てませんが、
リアルタイムで観て、その後も何度も何度もレンタルし観た映画です。

妹は結構な映画好きで、なかなか詳しいヤツです。
なのに、この映画の終わりってどうだったっけ・・・?
との質問。



   「ぬぅぅぅあぁぁぁにぃぃぃーーー!!」



と、教えてやりながらも説教!!

あの『先に繋がるのか?』って、思わせて終わる感じが素晴らしいのに!!
(事実、続編出ましたしね!!キャストは一新してますが。)

妹曰く、僕がレンタルしてた時に一緒に観て以来、鑑賞してないらしく、
当時はまだまだガキだったので中身の記憶がチラホラ欠けてると・・・



「ならばもう1回、ちゃんと観んかーい!!」



と、再び最後に説教!!

この作品をちゃんと観ることなく映画好きを気取るんじゃねーぞ!!

・・・と、個人的には吠えたくなるぐらい好きな作品。



ラストシーンで、レスタト(トム・クルーズ)が出て来た時には驚きました!!
クリスチャン・スレーター演じるインタビュアーに
ルイ(ブラッド・ピット)が言った最後の一言に、



     『もしかしたらまだ生きてるのか?』



とは思いましたが、それでもあのラストでの登場シーンはとても良かった・・・


いい感じのドキドキ感を残しながらの
インタビュアーの興奮修まらぬドライブ中にあのスピード感のあるレスタトの登場!!

ラジオからはガンズ&ローゼズ(正確にはローリング・ストーンズのカバー)の曲が・・・

そして最後にインタビュアーにするレスタトの質問がまたたまりませんよね!!


もちろん、ノッケからラストまで中弛みするようなシーンもなく、ストーリーは秀逸。
衣装、美術、映像、どれもとても素晴らしい!!
そして、キャストの豪華な顔ぶれ!!

先にも書きましたが、
トム・クルーズ、ブラッド・ピット、クリスチャン・スレーターの他、
子役時代のキルスティン・ダンスト、アントニオ・バンデラス、タンディ・ニュートン、
そして、ニール・ジョーダン監督作品と言えばこの人、スティーヴン・レイ。

とんでもない顔ぶれですよね!!

これでもスゴいって言うのに、本当はクリスチャン演じるインタビュアーの役はあの・・・



       リヴァー・フェニックス



だったって言うから、とんでもない驚きですよね!!

撮影も始まっていた矢先での訃報だったみたいですね。

代役の選考にはクリスチャンよりも先にディカプリオがあがっていたらしいです。
これまた実現していたらスゴい!!

キャストの選考と言えばもうひとつ。
トムが演じた主人公レスタト。
当初はジョニー・デップが・・・なんて話もあったみたいです。

う~ん、それにしても本当にスゴいビッグネームばかりだ・・・・・



トム・クルーズ、個人的には大して興味ありません。
この映画をリアルタイムで観ていた頃は最も多感な時期だったので、
映画に限らず、音楽やファッション、その他諸々、何でも手当たり次第に触れていました。
そうやっていくうちに自分の好きなモノの輪郭が少しずつハッキリしていき・・・

でも、この作品でのトムは最高だと思います!!
美しいし、トンでいてクール!!(もちろん、役ですが・・・)
トムのキャリアの中でもかなりいい作品だと思うのは僕だけではないと思うのですが・・・



もうひとつ、この作品での大きな収穫はブラッド・ピット。
ってか、ある意味ブラピ主演って言っても過言ではないと思います。

この作品でブラピを知った人も多いハズ・・・僕もその1人。

い~や~、世の中にはカッコいい人っているんだねぇ~と、シミジミ思いました。
もちろん、そんなミーハー的な感覚だけでなく、圧倒的な存在感に驚きました。
新しい映画、過去の名作と色々観ていた多感な時期に感じたあの圧倒的な存在感!!
もっと早く、ビッグになってないことが不思議なぐらいでした。
でも、その後の活躍はとんでもないことになってますよね!!
なかでもセヴン、ファイトクラブ、ベンジャミン・バトン、フィンチャー監督とのタッグは最高!!





ドリーがいると映画はなかなか・・・
自宅でDVDを観ることさえなかなか・・・

久しぶりに何か観てーなー!!





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