『Xファイル』の主演俳優(すみません、名前が出て来ません。)が、
セックス依存症だという話を先日、妻から聞きました。

セックス依存症とはいったいどんな症状からがそのように言われるのかといったことを
話しているうちに流れ流れて、いつのまにかマイケル・ダグラスの話に・・・。


もう何年ぐらい経つんでしょうね?
数年前、マイケル・ダグラスがセックス依存症だというニュースが世界中を駆け巡りましたよね。


『ザ・ミソジニスト』的な役が多いところから、
そのような症状へと向かって行ったのか、あるいは元々そのような症状
(もしくは衝動とも言える?)ありきで役柄を選んでいたのかなど、
僕らだけでは永遠に答えの出るはずもない会話をしていました。


それからマイケル・ダグラスの作品についてあれこれと・・・


僕ら夫婦共に好きなマイケル・ダグラスの作品は

       『ゲーム』       です。


『セヴン』で大成功を納めた
デビッド・フィンチャー監督の3作目。


フィンチャー作品の中でと言うと、『セヴン』『ファイトクラブ』に次いでかな・・・
という僕の中の位置付けではありますが、『ゲーム』は僕の知る限りでの映画の中では
かなりランキングは上位です。
(用はフィンチャーが好きなんです。フィンチャー作品については、追ってひとつずつこのブログで書いていきたいと思います。)



さて、この『ゲーム』ですが、みなさんはご覧になりましたか?


見ていない方もいるでしょうし、詳しい内容はここでは省きますが、とにかく『ゲーム』なのです。


大どんでん返しに次ぐ大どんでん返しなんです。


これほど痛快で気持ちのいい映画はなかなかないと思います。

まあ設定に無理があるというところは否めませんが、
その無理な設定こそがエンターテイメント・・・『ゲーム』なのではないかと・・・。

アクションシーンが結構あるので、ゆっくりのんびりな気分の時には不向きかもしれませんが、
あまり何も期待せずに『何か映画見よう』なんて時には、打ってつけの作品だと思います。

巧妙に仕組まれた仕掛けに、いい具合のハラハラドキドキ感が・・・



『まあ、ゲームだし。』と、ロウテンションで見始めた僕は
ストーリーが進むにつれてじわりじわりとテンションが上がっていき・・・



一番最後のシーンではヤラレました・・・



ラストシーンまでは大丈夫だったのですが、最後はヤラレました・・・



まぎれもなく素晴らしいフィンチャー作品のひとつです。



フィンチャーの美学がしっかりと詰まった気持ちの良い作品だと思います。



まだ見たことのない方はぜひとも見てみて下さい。



そして、『セヴン』と通じるフィンチャーの美学を堪能して下さい。