『コリオールヴィンヤード シラーズ 2002』

オーストラリアはマクラーレン・ヴェイルのワインです。



オーストラリアのワインを飲むこと自体、この時は初めてでした。

それまではイタリア、フランスはもちろんのこと、カリフォルニアやスペインなどの
ワインを飲んでいて、それぞれの地域で出来る、それぞれの違う美味しさを感じる度に
ワインは『おもしろいなぁ』と思っていましたが、その面白さと驚きの中に、
このワインは勢いよく『グググっ!!』と、入って来たのです。

しかもかなりのスピードで・・・脳天まで・・・。


こんな美味しいワインがあるならもっと早い段階で
出してくれればいいのにとの旨を接客してくれてたスタッフに伝えたら、
「お値段がちょっと・・・」と。

値段を聞いて確かにビックリ!!


都会のど真ん中の高級とは言わなくても中堅のレストランで2~3万円は取られそうなお値段。

当然卸値で話をしていたので、その金額を聞いて軽く引きました。


よくよくそのスタッフから話を聞いてみると、
まあ当然のことながら安めのワインから味わってもらって
徐々に高いモノにしていき客が気に入った時点のモノを買ってもらい、
数をさばいて売り上げを上げるとのこと。


残念かな(嬉しい褒め言葉か?)僕たちはかなり口が肥えてるらしい。

なので、限りなく最終兵器に近いモノをプレゼンしてくれたと・・・。


何はともあれ、まぁ美味しかったので購入。
しかし12本~しか売れないとのこと・・・。

『このヤロウ、本当にタケェなぁ・・・』

と、思いつつ・・・。



僕も妻も基本的には家ではビールぐらいしか飲みません。
ワインを飲んで気持ちよくなった後の片付けがイヤだからです。

ワインは外で美味しく酔っぱらいながら飲むモノ。
モルトも然り。
それにモルトは自宅だと温度管理などが大変ですしね。


そんなんなので、どうしても家でワインやシャンパンが飲みたい時はその都度購入。


そんな我が家に初めてたくさんのストックを置くことになったこのシラーズですが、
約3年の月日を経て、つい先日飲み終わりました。


本当に華やかでぶどうの香りが高く、且つボリューミー。
とてもいいワインでした。



振り返って考えてみてもシラーズ(ぶどうの品種)は結構好みだと思う。

今日、シラーズを最も栽培しているのはオーストラリアらしい。

オーストラリアのシラーズにハマってみるのもいいかも・・・。