ブログテーマに『絵』なんて付けちゃいましたが、
たいした知識などありません。

でも好きな絵はいろいろとあります。

そのなかでも特に大好きな絵が

   ゴッホ『夜のカフェテラス』です。

夕べ、スタバのカモミールティーを飲みながらブログを書き、
カフェモカが飲みてぇなぁなんて思ってた時に、
今日のブログのネタはこれでいこうと決めました。



ご存知の方も多いかとは思いますが、この絵でゴッホは始めて夜空に
黒をあまり使わずに青を基調にしたと言われています。

小学校の図工の教科書で始めて見た時になぜか違和感を覚えたんです。
それが何だったのかと言うことに気づいたのはある程度いい歳になって
何かの雑誌で夜空の色のことをしった時でした。

『夜のカフェテラス』が描かれた当時、このことは斬新であったことは
間違いないワケですが、僕が小学生であった時代に夜空を青で表すことは
何も特別なことではなかったはずなのに、僕の心は物凄く変な違和感に襲われたんです。


それは今でも変わらないのです。

絵に詳しい人なら「その違和感はね・・・」と、もしかしたら説明できるのかもしれません。
しかしそんなのは僕には必要ありません。

今でも変わらない、その違和感こそが僕にとってのこの絵を楽しむ醍醐味なんでね。



この絵の舞台は南フランスのアルルというところだったと思います。
今でもこのお店は現存してるんですよね。
正確な名前は忘れてしまいましたが、確か店名にはゴッホの名前が冠されていたと思います。

数年前、ヴェネツィアに旅行に行ったのですが、その時に泊まったホテルのすぐ近くに、

   『えっ、どういうこと?』

と、思う程そっくりな景色に出会いました。


『夜のカフェテラス』と全くと言っていいほどのレイアウト。
色の配色こそ違っていたのですが、そんなカフェのある路地を通ったのです。
しかもに。


ヴェネツィア最高でした。
その地で出会った、もっとも好きな絵の風景(と、錯覚してしまうほどの風景)。
とてもいい思い出のひとつです。



少し話しがそれてしまいましたが、
いつまでも自分の心を変わらずに刺激し続けてくれるモノって
どんなモノであれ素晴らしき宝ですよね。


     変わり続けていくことの美しさ
     変わらないであることの美しさ


どちらも比べることのできない儚き美しさだと思います。


そういったモノ、ひとつひとつを大切にスルーすることなく
日々を過ごしていきたいですね。