まだ風邪のこと
なんでか、この秋の風邪は長引くようで、まわりの人々はずっと風邪をひいている。
寝不足がつづいていたけど、ようやく昨日は熟睡できた。
熟睡すると、体が元気になった。
今日の光の加減とすすきのせいで、自分のまわりの世界と広い世界との隔たりを感じた。
人間が一生のうちで暮らす範囲と出会う人間は限られている。
だから、どんなに世界を見ようと歩こうと自分が出会う人や出会う景色は知れている。
遠い国の路地裏の雰囲気のある建物で暮らしている人間がどんな人生を送っているかさえ知ることができない。
どこかに爆弾が落ちようと、世界的金融危機があろうと、とんでもない事件が起ころうが、
草原で遊牧している人々にとっては知ったことではない。
今いる世界、今大切な人々、がどんなにか大事なことだろう。
でも、もうちょっと知らないところに行って、まったく知らない生活をしている人に会いたい。
僕はどこに行っても路地裏とか、人々の生活圏内を歩くのがすきだ。
沖縄のちいさな村の路地裏を歩いていたら、
とても大きな木ときれいな花が咲いている、雰囲気のある空き地が忘れ去られたかのように家々の間に佇んでいた。