十五夜のこと
今夜は十五夜の次の日だから、十六夜になる。
空がとても明るくて、夜友達の家へちょっと行く。
いく途中の小高い丘の上からは、遠くの山々とかひときわ明るい星が見えてとてもきれいだった。
いつもの夜よりだいぶ明るい。
ストリング・チーズ・インシデントがここ数年の心の音楽で、
一年ほど前のライブ音源がたまらなくいい。
昨日のブログで出てきた友達はフジロックでライブを見たらしく、
「どうだった?」と聞いたら、「あれはバケモノだった」という言葉が返ってきた。
CDでさえ感じるジャムバンド特有の高揚感。
1曲目、ウェザーリポートの名曲「バード・ランド」のカバーで始まるライブは、間に別の曲を挟みこんで、
また「バード・ランド」に戻ってくる。
が、この一連の流れは、高揚感というよりはエクスタシー、最高の恍惚感。
なんかいきいても鳥肌がたつ。
最近、聴いて、体がゾクゾクするような音楽が少なくなったなあ。
そういうものを創りたい気持ちは多々あるし、
それに反して人生が終わってもいいという気持ちも多々あるし、
今、あきらかに変化を求めている自分がいる。
ダライ・ラマは人間は自己矛盾を抱えている生き物だと言った。
僕の最高傑作だと思ってあげた絵を、あの国にすんでいるジョンはまだ大事に飾ってくれているだろうか?
ジョンのように歳をとれたらいいな、と思う。
死にそうな顔で悩み事しか持っていなかった僕に、
無条件でやさしくしてくれたあのジョンのように。

