夏がもうすぐ終わること
お盆が過ぎたとたん、朝晩が涼しくなってきた。
一年ぶりぐらいにバイクに乗って、夕方にふらり近所を散策。
人気のない田んぼ。
赤みをましてきた光と澄んだ空。
4軒だけの集落の奥の林道を進むと視界がひらけた。
悲しげだ。
家の近くに帰ってくると入道雲がきれいだった。
ヒグラシが鳴きはじめた。
毎日スズムシが鳴いている。
だんだんと寂しい気分になる。
夏の終わりのこのなんとも言えない気分はいったい何なのだろう。
日常はいったい何なのだろう。
たのしい、
うれしい、
かなしい、
つらい、
はらたつ、
いとしい、
とか色々な感情があるけれども、
もっと強烈な生命感が欲しい。
小さな田舎町の夏はもうすぐ終わりだ。



