窓からこんにちはのこと
工房の、西側にスリガラスの窓がある。
窓にくっつくように背丈ほどの紫陽花がたくさんあり、
見上げると神社の大きな杉と樅の木が覆いかぶさるようにはえている。
この窓を開けるといつも涼しい風が入ってくる。
今日、窓をガラッとあけたら、紫陽花の小さな葉の上にかわいらしいカエルがちょこんと座っていた。
窓をあけた瞬間にそいつと目があって、向こうの困惑が見てとれた。
風が通りはじめ、葉っぱは裏がわを見せカエルを乗せたまま風になびいていた。
紫陽花は咲いているときだけ、きれいだ。