聴覚と物質の旅
最近バンドをやっているせいか、
またまた飽くなき音楽探求の欲望が高まってきている。
昔は聴くものがかたよってたけど、
今はいいものなら何でもござれ。
地球という生き物が奏でる壮大なオーケストラは地球誕生と同時に始まったのではなく、
音を伝播する物質が地球に生まれた、と同時に始まった。
それまでは全くの無音だったらしい。
一日のうち、人間はなんてたくさんの音を聴くのだろう。
風が葉を揺らす音から、機械やエンジン音のノイジーな音まで、
さまざまな周波数の音を聴いている。
例えば、犬は人間より広域の周波数を聞き分けるらしいから、
より音にたいして深い感受性をもっているのだろうな。
親戚のおじさんが大阪から古い本を送ってくれた。
昔の職人さんの話の本で、発行年は僕が生まれた年。
ちょっとしたサプライズでうれしかった。
僕は、電子メールより、
手紙や郵便物が好きだ。
誰かが持ってきてくれるというのがとてもいい。
特に、親しい人達の郵便物は中に何が入っているのか、開けるときにとてもドキドキする。
だから、僕も誰かに何かを送るときは、
ちょっとしたものを入れるようにしている。
たとえ捨てられたにしても、贈り物を受け取った人のものだから仕方がない。
その、封をあける瞬間さえ楽しんでもらえたら、と思う。