ガムラツイスト
ガキのころ、「ガムラツイスト」というシールのおまけつきのお菓子があった。
名前が示すとおりお菓子はガム。
田んぼの用水路に、ガムラツイストの透明なプラスチック容器を浮かべる。
かみ終わったガムを人型に作成し、名前をつける。そいつをプラスチックケースに載せる。
当時小学校3年生だった僕の担任は平○先生。
平○先生はスケベ顔で針金のような鋭く太い鼻毛を出していた。
忘れ物などをすると、
生徒の両ほっぺをつねったまま体を持ち上げるという恐ろしい技を持っていた。
僕たちはほっぺをつねられ、足はちゅうぶらりんで恐怖政治に耐えていた。
冬に長ズボンを履いていくと、
みんなの前でズボンをずり下げられ太腿に強力な平手打ちパチーンの刑がまっていた。
そんな平○先生が嫌いだった。
ガムラツイストの噛み終わったガムで作る人型はもちろん平○先生。
「じゃあ、これは平○先生な。」
友達たちと僕はニヤリと微笑み、ガム製平○先生進水式。
用水路の波にか弱く揉まれ、平○先生の乗ったプラスチックケースは流されていく。
そして、僕たちは石をひらってきて、上から平○先生に速射砲の嵐。
チャポン!チャポチャポン!!
チャポチャチャポン!!カポーン!!
「うわー、平○先生が沈んだー」
ガム製の平○先生は用水路の底で永遠の眠りについた。
ガムラツイスト、永遠なれ。